ＪＵ福岡（福岡県古賀市、徳永正義理事長）は１０月２３日、「ＪＵ福岡青年部担当記念・オールＪＵ全国リレーオートオークション（ＡＡ）」を開催した。タマ不足の中、出品台数は前年同期開催を上回る２５７５台に上り、青年部会（白川嵩太郎部会長）の底力を見せつける格好となり、７５．５％の高成約率を記録する活況だった。出品台数と成約台数、成約率の３指標はともに、７月２４日開催「ＪＵ福岡青年部・ＪＵ九州合同サマーＡＡ」に次ぐ、今年度２番目の高水準に上った。

　セリ開始前のセレモニーでは、青年部会メンバー全員が登壇した。白川部会長は冒頭の挨拶で「皆様のご協力で前年同期開催を上回る出品台数を集めることができました。本当にありがとうございます」と心からの感謝の言葉を述べた。

　当日は「青年部特選コーナー」に１０３台、「フレッシュコーナー」に２７６台、「ディーラーコーナー」に１４８台を集荷するなど、小売り向けの良質車も多数出品され、バイヤーの活発な応札を引き出す要因となった。

　白川部会長は「前年同期開催が２５５６台ということだが、今年はコロナ禍の影響も勘案し２３００台程度の出品規模を見込んでいた。青年部会メンバーによる頑張りで想定以上の集荷につながったほか、他県青年部会メンバーも数多く参加してくれた。新規入会したばかりの青年部会員の協力も大きく、１人ひとりの１台１台の重みを強く感じた。１１月末と１２月初めには『ＪＵ福岡創立４９周年記念ＡＡ』が２週連続開催されるが、青年部会としてもこれに向けて更に取り組みを強化、皆様に恩返しできれば幸いです」と話す。
　
　ＪＵ福岡では、出口隆二流通委員長のもと、親会と青年部会が強固な連携関係の上でＡＡ事業を盛り上げている。