グーネット自動車流通

メニュー

【JUテントリ活用レポート】ウイングオート(福井県福井市)

  • JU福井では検査委員長を務める野阪社長 JU福井では検査委員長を務める野阪社長
  • 大きな看板が目印 大きな看板が目印
  • 指定工場完備で点検・整備も自社で対応 指定工場完備で点検・整備も自社で対応
  • 明るく清潔感あふれる店内 明るく清潔感あふれる店内

手間のかからない「JUテントリ」で販売効率アップ

 ウイングオート(福井県福井市、野阪律行社長)が店舗を構える福井市は福井県の北部に位置し、県庁所在地として、約26万人の人口を有している。市の西側は日本海に面し、中央は平野、東側は山地と自然豊かな場所でありながら、平野部では産業が発達している。店舗は市内を東西に走る幹線道路沿いにあり、近隣は自動車販売店をはじめ、飲食店などの各種店舗があり賑わいを見せている。創業23年を迎え、地元密着の経営を続けている中で、同社はインターネットを使用した新しい販売方法である「JUテントリ」を模索、今ではコンスタントに販売台数を伸ばしている。今回は効果的に「JUテントリ」を活用している同社に話を聞いた。(福井伸幸)

■新しい販売方法を模索
 同社が「JUテントリ」を始めたのは約3年前になる。新車・中古車販売、車検、鈑金塗装、任意保険などカーライフに関することは一手に引き受けており、地域密着の経営を行っていた。一方、インターネットによる販売が普及、今後、少子高齢化も加速する中、顧客流出の危機感を感じ、同社としても新しい販売方法を模索していた。そのような中、組合の推進もあり「JUテントリ」を導入、インターネットによる在庫共有は思いもよらない良い結果につながり、現在ではコンスタントな販売につながっている。

■整備主体の経営で販売の労力は最小限に
 同社の経営は整備が主体となっている。野阪社長は県内の国産ディーラー販売店で12年のメカニック歴があり、知識経験を有している。そのため、整備には絶対の自信を持っており、指定工場の認可も受けている。従業員6名の内3名はメカニックとなっていることから、販売にかける人材を最小限にするため、野阪社長が販売業務の大半を行なっており、手間があまりかからないJUテントリは、同社の経営にマッチしたサービスとなっている。

■少しの工夫で大きな効果を出す
 「JUテントリ」に登録する車両は顧客からの下取り車が多い。下取り車であれば、自社でメンテナンスをしっかり行っているため、素性がはっきりしている。そのため、低年式や過走行の車両でも安心して販売をすることができる。また、車両登録にもこだわりを持っており、車両の状態は細かく入力をしている。特にキズや劣化部品については、漏らさず入力をすることで、後々のクレームを防ぐことができる。写真撮影については、購入意欲が高まるような工夫をしている。同社では車両にポップを貼り付け、装備品などのアピールポイントをわかりやすくしているが、必ずこのポップを撮影するようにしている。不安要素の解消と購入意欲の向上のために、少しの工夫をすることで、大きな効果を出している。 

■MOTORGATEとの連携で業務効率向上
 「JUテントリ」の掲載車両データはプロトコーポレーション(名古屋市中区、神谷健司社長)の中古車販売店向けASPサイト「MOTOR GATE」(モーターゲート)と車両データ連携を行なっている。小売り用にモーターゲートに登録した車両データを引用でき、これにより、「JUテントリ」への掲載スピードアップと業務軽減につながっている。

■手間がかからないことがメリット
 「JUテントリ」のメリットに手間がかからないことが挙げられる。前述にもあるように登録の手間が掛からない他に、プロモーションをする必要がない。「JUテントリ」はJU加盟店であれば使用することができ、プロモーションはJUコーポレーションで行っているため、個社単位で行う必要がない。また、全てインターネットで完結するため、対面販売のように車両の説明を行なう必要もなく、くわえて、JUコーポレーションが間に入っていることで、入金漏れの心配がない。

■今後について
 今後インターネットの活用が益々進んでいく中、JUテントリの重要性は高まっていくと思う。地域密着の経営を大事にしながら、同時に新しいことも取り入れていく必要はある(野阪社長)。

【店舗情報】
社名=ウイングオート
所在地=福井県福井市三郎丸4丁目502
電話=0776-28-2280
代表者=野阪律行社長

オークション

企業・団体

ひと

コラム

相場・統計

新製品

新車ランキング

中古車ランキング

年頭所感

整備

板金