ＪＵ福岡（福岡県古賀市、徳永正義理事長）は７月２４日、「ＪＵ福岡青年部・ＪＵ九州合同サマーオートオークション（ＡＡ）」を盛大に開催した。出品台数は目標の２０００台を大きく上回る２６２２台に上り、活発な「売り」「買い」の結果、成約率は２０１６年９月９日開催「ＭＡＡ九州ジョイントＡＡ」以来の７６％超となる７６.４％の高成約率を記録する活況だった。

　セリ開始前のセレモニーでは、盛大な青年部ＡＡをけん引した白川嵩太郎青年部会長が挨拶に立ち「２０００台という目標に対して青年部会員が一丸となって頑張りました。コロナの影響で厳しい環境でしたが、皆様のご協力のおかげで２６２２台ものご出品をいただくことが出来ました。本日は皆様からご出品いただいたお車を１台１台しっかりとセリにかけさせていただきます」と心からの謝辞を述べた。

　白川部会長体制でのＪＵ福岡青年部担当ＡＡは今回で４回目。デビュー戦となった１９年７月は青年部担当ＡＡとしては過去最多の２９２７台を集荷して注目を集めた。同年１０月は２５５６台、２０年２月は２９１４台を集めるなど、若手メンバーで盛り上げる青年部会のパワーを知らしめた。今回はコロナ禍の影響を受けた慢性的なタマ不足という困難の中での開催だったが、見事目標台数を６００台以上オーバーし、苦しい局面を打開する青年部会の結束力の強さや親会による全面的な協力により、出品台数と成約台数、成約率の各指標で、高水準のＡＡ開催を成し遂げた。
　
　白川部会長は「タマ不足の中で目標を大きく上回る出品台数を集めることが出来たが、当初目標の２０００台に対し、２４００台規模の出品台数を見通す状況の中、最終的にはこの見通しすらも大きく上回る出品台数に膨れ上がった。皆様のご協力に心から感謝申し上げたい」と話す。

　　今回のＡＡでは、青年部会担当ＡＡとして過去最多出品を記録した前年同期開催を上回る出品店数だった。タマ不足の厳しい市場環境の中、１社１台の会員を含む多くの会員の協力が大成功に導いた格好だ。