ＪＵ福岡（福岡県古賀市・徳永正義理事長）は１０月１９日、「ＪＵ福岡青年部チャリティー・オールＪＵ全国リレー・ＪＵ佐賀リレーオートオークション（ＡＡ）」を開催した。出品台数は前年同期開催を上回る２４６３台を集め、成約率も６９．９％の高率を記録する活況だった。同商組の青年部会（陶山寛部会長）による今期２回目の青年部記念ＡＡだったが、７月の「青年部記念サマーＡＡ」を上回る出品台数と成約率で盛り上がった。

　セリ開始前のセレモニーでは全国リレーＡＡということで、山口幸治流通委員長が挨拶に立ち「前年を上回る出品台数が集まりましたが、成約率でも前年を上回るよう、活発な応札をお願いします」と挨拶した。ＪＵ佐賀の吉冨一雄流通委員長も壇上に上がった。

　陶山青年部会長は「タマ不足の中、皆様のご協力により、前年を上回る出品台数を集めることが出来ました。本日は長丁場のセリとなりますが、最終最後まで活発なコールをお願いします」と謝辞を述べた。

　会場内では青年部会メンバーがチャリティー活動を展開した。「ご来場ガラポン抽選会」の大好評だった。会場敷地内では、たこ焼きやから揚げ、太宰府名物「梅ヶ枝餅」などの屋台が並んだ。

　陶山青年部会長は今回のＡＡを振り返り「秋商戦真っ只中で、各ＡＡ会場がさまざまなイベントを展開する中で、ＪＵ福岡の組織力をもって、会員各社の協力を呼びかけた。市場が厳しい中、昨年を上回る出品台数を集めることが出来ました。会員１人ひとりのご協力のおかげです」と感謝の気持ちを忘れない。
　一方で「今回の結果は青年部会への皆様のご期待の表れだと受け止めています。県外のＪＵを含めて皆様のご協力に感謝するとともに、ＪＵの組織力の偉大さを改めて実感しました。青年部会メンバーの『若い力』を改めて感じ取ることが出来ました」と感動も大きかったという。

　当日の会場では、青年部会員らの元気な挨拶が飛び交い、終始賑やかな雰囲気だった。