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4月鉄スクラップ市況情報

下げ幅想定以上

 日本鉄リサイクル工業会(東京都新宿区)は5月1日、国内の鉄スクラップマーケット情報を発表した。3月末に天井を迎えた感のある国内鉄スクラップ市況は、4月に入り値下げ基調となり、その下げ幅は想定以上に大きくピーク比3500~4500円下落した。月末のH2価格は、関東が3万2000~3万3000円、関西3万3500~3万4000円を形成している。

この値下がりの要因は、米国の通商拡大法232条発動が、アジア地区の鉄鋼景気全般の重しとなり、特に 日本の鉄スクラップ主要輸出先である韓国、ベトナム等が原料手当てに消極姿勢に転じたことが大きい。特に、韓国の大手電炉各社は鉄スクラップ在庫の増加から日本産への購入を見送っている他、国内購入価格を連続して値下げしており、着地点は見えない。

 一方で、日本国内は電炉メーカーの鋼材生産は引続き好調を維持し、鉄スクラップ購入意欲は旺盛であり、大幅下げの反動も相俟って、月末を迎え市中には下げ止まり感も出始めている。トピックスとしては、久しぶりに3万トンの米国産スクラップの入着も確認されるなど、市況は足下では硬軟双方の見方が錯綜している。



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