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2月鉄スクラップ市況情報

 日本鉄リサイクル工業会(東京都新宿区)は3月1日、国内の鉄スクラップマーケット情報を発表した。2月の国内鉄スクラップ相場は、1月中頃に上昇傾向が頭打ちになっていたのを受けて、第1週、2週で全国的に1000~1500円値下がりした。しかし、中旬には底値感が出始め、輸出向け価格が若干上昇したこともあり価格は上向き基調で月末を迎えている。H2炉前価格は、関東、関西とも3万5000~3万5500円前後、中部地区は地場メーカーの需要が旺盛で3万6000程度となっている。

 海外に目を転じると、やはり月前半にはトルコ、韓国共に鉄スクラップ輸入には消極的で価格も下落していたが、2月16日~21日の旧正月休暇明けのタイミングで、両地区とも購入価格を上げて成約を進めている。日本産韓国向けFOB価格も、底値から1500円方上昇したことが報告されている。

 中国の冬季粗鋼減産処置が終了することが予定されている3月15日以降の同国の生産動向は不明であるものの、全体として世界的に鋼材市況は堅調で、日本の電気炉メーカーも当面鉄スクラップは積極購入姿勢で臨むことが予想されており、鉄スクラップ市況は上昇気配で越月する展開となっている。


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