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10月鉄スクラップ市況情報

10月に入り天井感台頭

 日本鉄リサイクル工業会(東京都新宿区)は11月1日、国内の鉄スクラップマーケット情報を発表した。国内鉄スクラップ相場は、関東地区で5月下旬のH2ベース2万4000円レベルを底値として、6月以降4ヶ月にわたり上昇してきたが、10月に入りようやく天井感台頭し、値下りした。10月末のH2価格は、関東で3万~3万1000円、関西で3万1000円~3万1500円となりピーク比1000~1500円程度低い価格帯となっている。

 国際市況も、トルコ向けが9月に大幅下げを記録した後は、No1HMSで$300CFRで一進一退の動きを示し、韓国の日本産H2への指値は10月中旬から3万500FOBで下げ止まっている。トピックスとしては、中国の鉄スクラップ輸出が夏以降復活し、9月の輸出量は50万トン超を記録し、1月からの累計も138万トンに達している。

 また、韓国からの輸出量も1~9月で50万トン超となっていることは、今後も留意する必要がある。一方で、国内電炉の生産は9月に前年比12%アップと増加傾向が認められ、鉄スクラップ需要も当面底堅く推移する見込みであり、価格も上昇の気配を漂わせながら11月を迎えている。


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