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中古車輸出レポート(香港編)

  • 世界で2台しか存在しないP1 GTR 世界で2台しか存在しないP1 GTR

保有するには多額の経費が必要

 150年以上イギリスの植民地であった中華人民共和国香港特別行政区である通称「香港」は、中華人民共和国の南部に位置している。その南西70キロのところに同じ特別行政区である澳門がある。香港は広大なスカイライン及び深い天然の港湾を抱える自由貿易地域で、1,104 km2 の面積に700万人を超す世界有数の人口密集地域である。また世界有数の観光都市でもあり、2012年の統計によると2380万人が香港を訪れた。2015年のGDPは3092億米ドル(一人当たり4万2294米ドル)で、その額は世界でも上位に位置する。

 イギリス植民時代からの影響で、車両は日本と同じ左側通行の規制があり、右ハンドル車しか通行が認められていない。すべての車両が海外から輸入されており、左ハンドル車の輸入も可能だが、公道で走ることは認められていない。日本からは毎月600~900台の中古車が同国に輸出されており、人気車種はアルファード、ヴェルファイア、エスティマ、ヴォクシー、プリウス、マークX等、7人乗りワゴン車や5人乗りのセダンである。

 香港はトラックや工事用車両等の特別車両の輸入はできない。ディーゼル車も輸入が禁止されており、1998年~2010年に日本で登録された車両も輸入できない。同国で車を保有するためには、多額の経費がかかる。輸入税は車種によって異なり、車両金額の30~50%となっており、パーキング代は月当たり10万円前後、ガソリン代金は日本のほぼ2倍と高額である。




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