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9月鉄スクラップ市況情報

  • 鉄スクラップ価格推移 鉄スクラップ価格推移

国内外で温度差を漂わせながら10月入りする

 日本鉄リサイクル工業会(東京都新宿区)は10月2日、国内の鉄スクラップマーケット情報を発表した。9月の国内相場は、夏期減産期を経た電炉メーカーの生産増を追い風に一段高が進み、特に値上げが遅れていた西日本で上昇が加速した。9月末時点のH2炉前価格は、関東が前月比若干上昇の3万1500円~3万2500円、関西が同2000円~2500円高の3万1500円~3万3000円とおよそ3年ぶりの高値へ切り上がり、「東高西低」は解消へ向かった。

 10月以降も電炉メーカーの堅調な生産計画に基づく鉄スクラップ需要増と台風の影響で遅延していた大量の輸出約定残の船積み増加が相俟って、国内需給はさらに引き締まっていくとの見方が多いものの下記する海外での市況軟化の影響も一部出始めている。

 9月に入り、韓国向けH2輸出成約価格が3万2500円(FOB)へ前月比1000円反落し、トルコ向け欧米産スクラップ成約価格は前月比40ドル~50ドル規模急落するなど、海外マーケットは急速に下げ足を強めている。中国の鋼材価格や鉄鉱石スポット価格も高値修正の動きが表面化してきており、鉄スクラップ相場は国内外で温度差を漂わせながら10月入りしている。


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