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スリランカ中古車輸出市場 

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 以前からセイロンと呼ばれているスリランカは、天然資源に恵まれている島国で、1948年にイギリス自治領からセイロンとして独立。現在約2090万人が住んでおり、インドの南東、インド洋上に位置している。国民の7割が仏教徒で、2番目に多いのがヒンドゥー教、またイスラム教、キリスト教もそれぞれ1割弱存在している。 

 スリランカでは、1983年以降25年以上に亘り,スリランカ北・東部を中心に居住する少数派タミル人の反政府武装勢力である「タミル・イーラム解放の虎(LTTE)」が,北・東部の分離独立を目指して活動し,政府側との間で内戦状態であったが,2009年5月に政府軍がLTTEを制圧し内戦が終結した。

 日本とスリランカは、スリランカが独立してから4年後の1952年に正式な国交を樹立させた。日本からスリランカへの輸出額は760.2億円(2016年)で、主な輸出品目は自動車、一般機械、電気機器、織物用糸及び繊維製品、プラスチック等。また、スリランカからの輸入額は262.1億円(2016年)で、主な輸入品目は紅茶、衣類及び同付属品、魚介類、植物性原料等となっている。

 スリランカ向け中古車輸出においては、2010年に輸入税が下げられたのを皮切りに一気に同国への輸出台数が増えた。ピークは2015年の5万9338台。輸入台数調整のためか、輸入税率が突然急激に上げられることがあるため、税率の変化については常に注意を払っている必要がある。普通車は初年度登録から3年以内という年式制限があるため、比較的新しい車両が多く輸出されており、もともとハイブリッド車の税率が優遇されていた経緯があるため、中でもハイブリッド車の比率がかなり高くなっている。なお、商用車の年式は重量によって4年または5年、大型トラックは10年となっている。現在は毎月3000台前後の車両がスリランカに輸出されているが、税率が100%を超えている車種もあるため(輸入税率は車種によって異なる)、車両価格が比較的安いワゴンRを中心とした軽自動車の比率が高くなっている模様。







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