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6月鉄スクラップ市況情報

  • 鉄スクラップ価格推移 鉄スクラップ価格推移

先行き不透明感を漂わせながら7月迎える

 日本鉄リサイクル工業会(東京都新宿区)は7月3日、国内の鉄スクラップマーケット情報を発表した。6月の国内鉄スクラップ相場は上昇し、全国的に値戻しが進んだ。当月末のH2炉前価格は関東で2万6000円~2万6500円、関西で2万4500円~2万5000円を付け、前月末と比べそれぞれ2000円、500円方上昇している。

 地条鋼の生産停止を受けて4~5月に始まった中国産鉄スクラップの輸出は6月に入ると沈静化へ向かい、アジア圏では市況の先安感後退につながった。ラマダンを迎えていたにも関わらずトルコへの欧米スクラップ成約価格は上昇基調を辿り、これらを受けて日本からのベトナムや台湾向け輸出成約価格が上昇した。韓国向け輸出価格もH2 2万6000円FOBと、前月より2000円切り上がった。

 海外では欧米スクラップ価格が上伸基調を辿っていることから、アジア圏でも引き続き堅調な値動きが見込まれる一方、国内では夏季減産期を迎え、今後は需要の落ち込みが予想される。国内鉄スクラップ相場は足元で強弱要因が混在し、先行き不透明感を漂わせながら7月を迎えている。


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