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1月鉄スクラップ市況情報

  • 鉄スクラップ価格推移 鉄スクラップ価格推移

2月の市況動向は注意を要する展開

 日本鉄リサイクル工業会(東京都新宿区)は2月1日、国内の鉄スクラップマーケット情報を発表した。新年1月の国内鉄スクラップ市況は、昨年末の市況急騰局面がピークを迎え、若干の値下りを見せているが、大きな変動とはなっていない。関東地区の1月末のH2価格は、2万6500円前後と前月末比500円~1000円の値下りに留まっている。

 一方、海外市況は値下りが顕著であり、トルコ向け米国産鉄スクラップの成約価格は直近240ドル~245CFRと報告され、この価格はピーク比50ドル以上の値下りとなっている。理由は、トルコの政情不安によるトルコリラ安や電力不安等が挙がっているが、原料炭の大幅値下り(ピーク比百数十ドル)も間接的に影響を与えているとされる。日本に直接関係のある韓国の大手電炉メーカーの買値も、H2で2万5000円FOBとされ、こちらも3000円下がったことになる。

 このような海外マーケットの動きは、早晩日本国内の価格に反映されることが予想され、実際関東地区では輸出向け出荷が多い南部では値下がりが北部に比較し大きくなっており、2月の市況動向には注意を要する展開となっている。

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