ＪＵ鹿児島（鹿児島県姶良市・新園康男理事長）は１月14日、鹿児島市の城山観光ホテルで「ＪＵ鹿児島新せりシステム導入グランドオープン記念祝賀会」を盛大に開催した。ＪＵ中販連の澤田稔会長をはじめ、全国各地から多数の来賓を招き、新セリシステム導入と会場リニューアルによる新たなスタートを祝った。

　新園理事長は「ＪＵ鹿児島は昭和５０年１２月、全国に先駆けて商組を設立しました。昭和５７年１１月には現在の姶良市に常設ＡＡ会場を建設、流通センターを設立しました。昭和５９年には全国９番目のＰＯＳコンピューターシステムを導入し、ＡＡの近代化を図りました。平成１６年１月には映像ＡＡを開始しました。同年３月にはＪＵ福岡との業務提携により、サテライトＡＡを開始しました。そして今回、新セリシステムを導入し、念願の座席モニターを設置しました。１席あたりのスペースを拡大し、快適性を高めるとともに、利便性の向上により、更なるＡＡ利用の活性化に努めてまいります。ＪＵ鹿児島の繁栄があるのは、歴代会長、役員が各種事業の活性化に積極的に取り組まれたご尽力のおかげです。今後とも中古車業界の健全な発展のため、まい進してまいりますので、倍旧のご支援とご愛顧を宜しくお願いします」と挨拶した。

　来賓挨拶ではＪＵ中販連の澤田会長と鹿児島県自動車販売店協会の諏訪秀治会長（鹿児島トヨタ会長）、ＪＵ鹿児島の中村忠徳名誉会長が挨拶に立った。

　澤田・ＪＵ中販連会長は「新園理事長をはじめ、役員と職員が一致団結して新セリシステムを導入され、皆さんのご商売の繁栄につながるものを構築されたと確信しています。新しい仕組みの中でＪＵ福岡との強い絆のもとで更なる発展を遂げられることを祈念いたします」と話した。

　諏訪・鹿自販協会長は「平成４年に初めて協賛ＡＡを開催させていただきました。平成２６年２月には第５０回を開催させていただきました。高い成約率で鹿自販協としても大変嬉しく思っております。ご尽力に敬意を表したいと思います」と挨拶した。

　中村名誉会長は「執行部をはじめ、皆さんのこれまでの努力に対し、心から敬意を表したいと思います。自動車業界は全てにおいて変化しています。ＪＵ福岡とのサテライト接続に際しては、さまざまな話もありましたが、間違いのない選択でした。これからユーザーに信頼され、理解され、社会に貢献できるＪＵ中販連という冠のもと、会員の皆さんが素晴らしい『勝ち組』となれるよう、皆さんのご支援とご協力をお願いします」と話した。

　祝賀会の席上では、公益財団法人鹿児島県交通被災者たすけあい協会の福石堅郎理事長（鹿児島トヨペット会長）を招いて、寄付金の贈呈式を行った。福石氏から新園理事長に感謝状が手渡された。

　乾杯の発声はＪＵ関連協の海津博会長が行ったほか、中締めの挨拶にはＪＵ九連協の中野大会長が立った。