オークネット（東京都千代田区・藤崎清孝社長）は１０月１７日、マスコミ向けに同社の事業説明会を同社にて開催した。　同会はオークネットグループの現状と今後の展開について理解を深めることを目的に実施している。

　冒頭で挨拶に立った藤崎清孝社長は、「自動車業界は潮目が変わり元気を取り戻しつつあると感じる。新車が動くと中古車も動く。政府の経済施策も追い風となり、輸出にも動きが出て良い方向に向いてきていると感じる。当社は唯一、現車会場を持たないＡＡ会場。その特長を活かし他社とは違うサービスを提供していくことが生命線。ＩＴを軸にサービスを提供し、色々なチャレンジをしていかないと生きていけない」と述べた。続けて「日本マイスター検定協会」の設立と本社移転について説明がなされた。「検定試験」は同社の社内アイデアコンテストで１位を獲得した内容。「社団法人日本マイスター検定協会」を設立し、「くるまマイスター検定」を実施することで、クルマへの興味関心を高め、業界への貢献ができるとしている。

　続いて後藤博文常務執行役員より、「さきどりレンタリース」等の多岐に渡る４輪施策の紹介、福田博介執行役員による「４輪事業の今期展開」、オーク・フィナンシャル・パートナーズの栗沢研丞社長による同社事業の説明、オークサービスの佐藤正樹社長による商品・サービスの説明がなされた。