ＪＵ中販連・ＪＵ中商連（澤田稔会長）は１月３１日、「平成25年新春賀詞交歓会」を「平成24年度第３回合同理事会終了後に同ホテルで開催、全国各都道府県のＪＵ理事長及び関係者と政権与党（自民党・公明党）の衆議院・参議院議員総勢約４００名を招いた。

　開会にあたり澤田会長・理事長が「３年数ヵ月振りに中古自動車議員連盟を中心とした国会議員の先生を招くことができ大変嬉しく思う。消費者からの信頼を得るため中古車販売士制度の促進など、今年も中古車業界の発展を目指し精一杯努力していく」と挨拶を行った。

　続いて、自民党の額賀福志郎中古車議員連盟会長が挨拶に立ち「２０兆円を超える規模の緊急経済対策は、リスクを背負っているが円高・デフレを克服し軌道に乗せたい。そしてこの７月に行われる参議院選挙で勝利し、政権を安定させ着実に経済を立て直し、外交安全保障もアジアの中で存在感を示していくことが自由民主党そして友党である公明党の使命と役割である。税制においては、自動車業界においては取得税を廃止し、消費増税を実施する際には中古車業界に迷惑がかからないようにしていかなければならない」などと挨拶を述べた。続いて出席した全国会議員がステージ上に並び、塩谷立自民党財務委員長が乾杯の音頭を取り、宴席が始まった。

　ＪＵ中販連・中商連が年始に開催する賀詞交歓会に国会議員を招待するのは３年半ぶり。自民党には中古車議員連盟を設立し、法制・税制面で業界活性化に向けた協力を受けていたが、民主党政権誕生後は国会議員の招待を自粛していた。