全国オートバイ協同組合連合会（ＡＪ・大村直幸会長）は１１月２１日、「第２１回通常総会」を東京プリンスホテルで開催した。当日は、令和６年事業報告、令和７年事業計画などを審議し承認した。同連合会は、ＡＪビジョンを基に、全国７ブロックで組織化推進や各協同組合相互の連携を行っており、加盟組合３０協同組合に加えて１協議会、４３都道府県に広がる組織となり二輪業界の諸問題に対応している。

　今年度、連合会の事業としては、購入助成キャンペーンが全国で実施された二輪車ＥＴＣ車載器販売促進、ＪＡＣＣＳとの提携によるクラブAJカード発行推進等の事業活動や二輪自動車公正競争規約の普及、定期点検整備促進、バイクの日表敬訪問、オートバイ議連との協力、ＡＪビジョン推進活動などついて報告がなされた。

　令和７年の事業計画では、ＡＪビジョンを基盤とした組織化推進と対外活動の地域への浸透を基に、委員会を軸とした継続事業活動、ならびに新規事業への積極的な立案と取り組みを視野に入れ、各ブロック連絡協議会と連携を強化しながら、事業計画を推進していく。

　また、ＡＪビジョン推進では対外活動の強化策としてBIKE LOVE FORUM の積極的な取り組み、各地域の行政に対する働きかけの支援、メディアを通じてＡＪ活動のＰＲを行う。組織力の強化策として早期における協同組合の全国組織化を目指す。更にＡＪビジョンを基本方針として、７ブロックにおいて地域の意見を伺いながら検討を行う。