イケイケオート
半信半疑でスタートした「JUテントリ」で大きな手応え、今では「小売り」「JUテントリ」「AA業販」という3本の柱を形成
2004年2月創業、岡山県総社市に販売店と買取専門店の2店舗を展開するイケイケオート(池上亮太郎社長)は「JU適正販売店」として、地域に目指したカーライフサービスを提供している。3年半ほど前に移転新築した「イケイケオート」店舗には特定整備事業にも対応したサービス工場と自社鈑金塗装(BP)工場を併設し、モダンで落ち着いた雰囲気のショール―ムにユーザーを迎え、管理客中心の新車・中古車販売を展開する。一方、買取り専門店「シーボーイ総社店」も展開、2店舗の下取り、買取り車とオートオークション(AA)仕入れの中古車販売を展開、グーネットによる小売り「JUテントリ」による業販の両輪で、在庫車をスピーディーに回転させている。 (室田一茂)
【元々関心の低かった共有在庫、「JUテントリ」も半信半疑でスタート】
池上社長は「元々、共有在庫には興味が無かった」と、正直に話してくれたが、JU岡山の副会長・副理事長という立場もあり「JUテントリ」への掲載をスタートした。グーネットからの車両データコンバートの仕組みなども後押しとなり、現在30~40台規模という在庫車データの大半を「JUテントリ」に掲載するようになった。池上社長はスタートした当時を振り返り「登録してすぐに成約。当初から期待以上の成果が表れた。AAで流札した車両なども、自社に持ち帰ってすぐにグーネットと『JUテントリ』に登録することで、すぐに売れるケースが増えてきた」という。
【AAで自社資金を回転、小売りと「JUテントリ」で収益確保】
同社は買取り専門店「シーボーイ」加盟店ということで、買取車のAA出品を活発に行い、短期間での資金回転を行うとともに、次なる仕入れに活用する。一方で、商品車を即時グーネットに掲載しながら、コンバートにより「JUテントリ」にも登録していき、ビジネスチャンス拡大を図る。こうした流れを構築できたことで「AAで無理をして売ることが減った。AAで流札しても、店頭に持ち帰り、店頭小売りともに『JUテントリ』を活用した業販で、販路を拡大している」(池上社長)という好循環を作っている。
【小売り、業販とも買い手をイメージして「知りたい情報」を提供する】
「小売り、業販に関わらず、買い手が必要とする情報を見極めて、情報公開することが不可欠」(池上社長)という。例えば、セールスポイントにただ「パワスラあり」とするのではなく「両側パワスラあり」と明記するような痒いところに手が届く情報提供だ。最近ではカーナビの機能として、車内オーディオに無くてはならない「ブルートゥース(Bluetooth)」有無などもしっかりと文字や写真で情報提供する。こうした車両のありのままの姿を公開することは、時にはキズや凹みなどのネガティブ情報であっても同じだ。
【自社サービス工場、BP工場の稼働率を上げる商品化作業で付加価値】
3年半前に新築オープンしたイケイケオート新店舗には、サービス工場とBP工場を併設、管理客の車検・点検入庫などに対応する一方で、在庫車の商品化にも活用している。これにより、AA仕入れにおいてもキズ、凹みは自社で加修できる利点を生かせるので、仕入れの幅も広がっている。こうした強みも小売りと「JUテントリ」でしっかりと在庫車を売れる秘訣だ。現在は小売り5割、「JUテントリ」3割、AA業販2割という構成比で、毎月コンスタントな販売台数を確保、経営基盤強化を推進している。
<店舗情報>
会社名:イケイケオート
創業:2004年2月
代表者名:池上亮太郎
所在地:岡山県総社市真壁2115(イケイケオート)
岡山県総社市井手1114‐1(シーボーイ総社店)
【元々関心の低かった共有在庫、「JUテントリ」も半信半疑でスタート】
池上社長は「元々、共有在庫には興味が無かった」と、正直に話してくれたが、JU岡山の副会長・副理事長という立場もあり「JUテントリ」への掲載をスタートした。グーネットからの車両データコンバートの仕組みなども後押しとなり、現在30~40台規模という在庫車データの大半を「JUテントリ」に掲載するようになった。池上社長はスタートした当時を振り返り「登録してすぐに成約。当初から期待以上の成果が表れた。AAで流札した車両なども、自社に持ち帰ってすぐにグーネットと『JUテントリ』に登録することで、すぐに売れるケースが増えてきた」という。
【AAで自社資金を回転、小売りと「JUテントリ」で収益確保】
同社は買取り専門店「シーボーイ」加盟店ということで、買取車のAA出品を活発に行い、短期間での資金回転を行うとともに、次なる仕入れに活用する。一方で、商品車を即時グーネットに掲載しながら、コンバートにより「JUテントリ」にも登録していき、ビジネスチャンス拡大を図る。こうした流れを構築できたことで「AAで無理をして売ることが減った。AAで流札しても、店頭に持ち帰り、店頭小売りともに『JUテントリ』を活用した業販で、販路を拡大している」(池上社長)という好循環を作っている。
【小売り、業販とも買い手をイメージして「知りたい情報」を提供する】
「小売り、業販に関わらず、買い手が必要とする情報を見極めて、情報公開することが不可欠」(池上社長)という。例えば、セールスポイントにただ「パワスラあり」とするのではなく「両側パワスラあり」と明記するような痒いところに手が届く情報提供だ。最近ではカーナビの機能として、車内オーディオに無くてはならない「ブルートゥース(Bluetooth)」有無などもしっかりと文字や写真で情報提供する。こうした車両のありのままの姿を公開することは、時にはキズや凹みなどのネガティブ情報であっても同じだ。
【自社サービス工場、BP工場の稼働率を上げる商品化作業で付加価値】
3年半前に新築オープンしたイケイケオート新店舗には、サービス工場とBP工場を併設、管理客の車検・点検入庫などに対応する一方で、在庫車の商品化にも活用している。これにより、AA仕入れにおいてもキズ、凹みは自社で加修できる利点を生かせるので、仕入れの幅も広がっている。こうした強みも小売りと「JUテントリ」でしっかりと在庫車を売れる秘訣だ。現在は小売り5割、「JUテントリ」3割、AA業販2割という構成比で、毎月コンスタントな販売台数を確保、経営基盤強化を推進している。
<店舗情報>
会社名:イケイケオート
創業:2004年2月
代表者名:池上亮太郎
所在地:岡山県総社市真壁2115(イケイケオート)
岡山県総社市井手1114‐1(シーボーイ総社店)