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令和最新版【査定検査ガイド】㉔開かない?!トランクロック解除方法

 かつて存在した『サイドブレーキ』が『フットブレーキ』へ、そして現在では『Pブレーキスイッチ』へと、令和の時代では多くの操作が“電子制御化”されています。こうした電子制御化された操作系は、査定検査時に私達を困惑させることがあります。

●“故障か?!”スイッチ押しても反応しない
 査定検査では、車内から車外へと移る際に、ボンネット・トランクを開ける手順があります。かつてはレバー方式のトランクオープナーが運転席足元に設置されていましたが、近年多くのモデルでは電子スイッチがドアやハンドルコラム付近に設置されています。さらに最新モデルでは、物理スイッチも廃止されてコントロールモニター内で“アイコン化”されているモデルもあります(画像①テスラ) ところが、このスイッチを操作しても全く反応しないことがあります。こうした症状の主なる原因は、スイッチ操作を無効化する為の“ロック”が考えられます。このロックを解除しなければ、いくらスイッチを押してもトランクを開けることができず、車両チェックの支障になってしまいます。

●解除方法は?
 オープナースイッチのロック解除は“トランク本体に設置された物理キーを解除する”のが一般的です。しかし、このキーシリンダーが設置されていないモデルも近年多く見られます。その際には、グローブボックス内を探すのも有効。画像②はベンツCクラス(W205系)のロック解除スイッチです。

●モニター内を探す
 さらに最新モデルでは、オープナースイッチ同様にロック解除もモニター内で行うよう進化しているものもあります。 しかし、ここで注意したいのが“パスワード入力”を求められること(画像③ベンツW206系Cクラス)。 PC・スマートフォンのように入力回数に制限があるので、ユーザーに確認するか、またはユーザー自身に解除してもらうようにしてください。
  


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