ＪＵ近畿連絡協議会（財藤和喜男会長、ＪＵ近畿）は２月１５日、大阪市中央区のシティプラザ大阪で「金融委員長会議」を開催した。３、４月の２カ月間展開するＪＵクレジット「スプリングキャンペーン」に向け、各商組の取り組みなどを共有した。２府４県ＪＵの会長・理事長のほか、金融委員長と提携するオリエントコーポレーションやＪＵ中販連関係者らが一堂に会して会議を行った。

　冒頭のあいさつで財藤会長は「市場環境が厳しいとされる一方で、新車ディーラー各社の中古車部門は過去にないほどの好調だと聞いている。われわれ業界にとっては、一部の大手販売店による不正問題の影響が尾を引いている。こうした中で迎えるキャンペーンですが、連続達成に向けて皆で頑張っていきましょう」と、協力を呼びかけた。

　東將之金融委員長は「昨年は夏頃から厳しい状況に直面したものの、サマー、オータムと連続達成することができました。さまざまな問題はありますが、各府県ＪＵの施策を共有し合いながら、キャンペーン３８連覇達成に向けて、一丸となって頑張りましょう」と、力強いあいさつを述べた。

　オリエントコーポレーションの笹島智哉執行役員は「市場ではさまざまな不安要素もありますが、ＪＵ、オリコの提携４０周年を迎える今年、安心コミコミプランなど、他にはない付加価値を訴求しながら盛り上げていきましょう。３月からのキャンペーンを待たず、２月から反転攻勢のつもりで、オリコも各支店長が盛り上げてまいります」と、キャンペーン目標必達に向けた強い協力体制を約束した。

　会議では、ＪＵ中販連とオリコにより、全国施策を説明したほか、各商組のキャンペーン取り組み内容を共有し合った。オータムキャンペーンで独自展開した商組対抗戦の結果発表、表彰式も行った。