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関東中古車AA流通全体概況(8月中旬~下旬) 供給面が若干強い展開に売り気配の強まる方向に推移、一方で好商材への根強い引き合いも。経済情勢の安定化が今後の鍵

  • 8月は流通台数が増加傾向も、買い手のニーズが満たされていないアンバランスな状況だった 8月は流通台数が増加傾向も、買い手のニーズが満たされていないアンバランスな状況だった
 関東地区のAA中古車流通は8月中旬から下旬、現在の景況から売り気配が強くなり推移した。

 出品については月の後半に向かって増加傾向に。本年の暦から休催を挟まなかった開催日が水曜日以降の主要会場も多かったが、休催した会場でも休催分も積みあがった集荷量となった結果も多くみられた。

 この主要な要因は、夏に入ってからの円高基調に端を発する景気減速感とそれによる消費停滞。
 特に7月以降については小売不振の声が関東圏を中心に各地で聞かれ、そこから流通への売り圧力につながっている模様。
 輸出は円高が直接的に効き、秋から年変わりへの動きに注意が必要な状況。

 中古車の新規発生、供給面では新車生産回復による効果も明確に見え始めている。ただし、この消費停滞により新型車など注目度の高い一部車種以外は受注があまり伸びない状況も各所で聞かれ、まだ足元に弱さがみえる。

 一方でこのような売り圧力の強まりから成約率の低下や取引価格の軟調化低下に一様に向く状況でもなく、本年顕在化した良質な車両などの好商材の慢性的な不足感から、そこへの引き合いも根強く、それによって取引が下支えされている。

 この秋からは、幾らか供給面が強くなった売買バランスで、国内外の政治、経済に一定の方向性が出たことでの安定につながるかが焦点といえる。

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