ＪＵ福岡創立５０周年を迎える今年度、ＪＵ九州の青年部会代表幹事にはＪＵ福岡青年部会長の白川嵩太郎さんが就任した。ＪＵ九州は同じくＪＵ福岡の会長・理事長を務める徳永正義氏が会長を務めるが、白川さんは「徳永会長や出口隆二流通委員長ら執行部体制で臨む５０周年の節目に代表幹事を務められることに特別な思いがある」と語る。また、前任の新里竜也さんが九州・沖縄８県の青年部会をまとめる姿を見て「自分も頑張ってみたい」という思いが強まったという。

　出口流通委員長、白川青年部会長体制で臨むＪＵ福岡のオートオークション（ＡＡ）事業は大きな盛り上がりを見せている。就任早々から青年部記念ＡＡの最多出品記録を更新するなど、持ち前の行動力と強いリーダーシップが土壇場で大きな力を発揮する。

　代表幹事として、まず注力すべきことは「各県青年部会員の増強」に他ならない。各県の青年部会員が中心となり、ＪＵ中販連が推進する「ＪＵ適正販売店制度」や「中古自動車販売士制度」の普及にも注力し、親会事業の活性化にも貢献する。
　「九州ブロックを良いグループにしていきたい。互いに学びながら、良い事例や取り組みを共有しながら、お互いに切磋琢磨し成長できる仲間でありたい」と意気込む。

　また一方では「他ブロックとの交流も活発に行いたい」と、隣接するＪＵ中四国などとの交流を活性化していく。徳永会長が掲げる「九州は一つ」の名の下で、ＪＵ九州青年部会の結束強化を図るとともに、将来を見据えた人脈形成など、幅広い交流に意欲を見せる。　　　（室田一茂）

＜プロフィール＞
白川嵩太郎氏（しらかわ・こうたろう）。
１９８６年（昭和６１年）１１月２９日福岡県行橋市生まれ、３４歳。
オートショップサクセス代表。２０１９年５月、ＪＵ福岡青年部会長。
２１年６月ＪＵ九州青年部会代表幹事。
趣味はコミュニケーション手段として活用するゴルフで、ベストスコアは「８８」という腕前。