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グループ3社でSDGs取組を加速

  • SDGs推進に取組むメンバー(写真右から梶谷圭祐主任、岩瀬法雄グループマネージャー、矢部早智子さん) SDGs推進に取組むメンバー(写真右から梶谷圭祐主任、岩瀬法雄グループマネージャー、矢部早智子さん)

地域社会とともに発展を目指し

 横浜トヨペット(横浜市中区、宮原漢二社長)は、かながわSDGsパートナーとして、長年にわたり地元・神奈川のために様々な活動に取り組んできたが、今後はさらに連携を深めながら、地域社会とともに持続可能な社会の実現を目指している。

 取組は自動車ディーラーという枠組みを超えた活動も多い。きっかけは社員の発案によるもので、昨年の2月に会社に提案し経営会議で承認された。4月には、県内の自動車ディーラーとしてははじめて「かながわSDGsパートナー」として登録された。やるからには本気で取り組もうと専任社員が選抜され7月1日にチームが発足、推進体制が整ったというスピード感だ。
 
 自動車業界の将来の危機感、いまの危機感もあ る中で、こうした取組みを通じて、地域社会に貢献する。社内の機運も高まっている。1社ではできない取組も神奈川県や企業パートナー同士の繋がりがうまれ、横連携できるようになった。

 SDGs目標17項目のうちウエインズ3社(横浜トヨペット、トヨタカローラ神奈川、ネッツトヨタ神奈川が重点的に取り組む項目は11ある。グループ社員全員が分かりやすいように自社の取組に置き換えて、「一人一人ができること」、「ウエインズの主な取組」について対比するこによって理解を深める。

 具体的な取組事例としては、神奈川県内の横浜緑ヶ丘高校で、地元企業として授業に参加、カーボンニュートラル実現や福祉車両のある未来を考える「探究学習」をサポートする。自動車は高校生にとっても身近なテーマで生徒も前向き、手応えを掴んだ。

 社内の啓発にも注力している。毎月発行しているSDGsニュースや隔月発行の社内報で、毎回SDGsに関する情報を発信。管理職向けには研修を実施し、理解を深めた。名刺や名札のストラップにも「かながわSDGsパートナー」のロゴを入れ、全社員にバッジを配布。また、全店舗のショールームガラス面にステッカーを掲出するなど身近にあるツールを含め社内の目に触れるところには取組の目印があり、全社員の意識を高める。

 取組はいまのところ3社(横浜トヨペット、トヨタカローラ神奈川、ネッツトヨタ神奈川)、店舗数は合計で約180店舗、それぞれのエリアで地域に根差した活動を展開する。将来的には、グループを挙げての取り組みを視野に入れる。

 ウエインズグループは60余年の歴史の中で、絶えず挑戦を繰り返してきた。業界に対しても新しいことを提供し、地域社会に貢献するという取組はこれまでいくつも実行してきた。SDGsの取組を通じて、これまで繋がれなかった企業や外部との連携もできるようになった。

 社員と地域社会とともに発展するというビジョンのもと、SDGsは経営戦略の柱として推進し、営業戦略へ反映、浸透を深める。結果としてES向上、差別化、新規ビジネス創出を実現していく考えだ。

 岩瀬法雄グループマネージャーは「個人レベルでも何ができるかを考えることが大事。SDGsは自分事として取組みたい。私たちは、これまで神奈川県とともに成長してきた。今後も神奈川県に貢献していきたいという思いで取組んでいる」と話す。

 SDGsを軸に「神奈川の課題」を解決していく中で、新たなビジネスチャンスが生まれ、地域社会の発展にもつながっていく。持続可能な社会の実現に向け、同社のチャレンジ精神は今後も新しい形で受け継がれていく。




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