ＩＤＯＭ（東京都千代田区、羽鳥由宇介社長）は、独自の新商品として、自動車購入代金と自動車保険料の支払いを最長7年に渡って一定の金額で支払いできる保険一体型ローン「ほけろん」の取り扱いを、同社が運営する全店舗を対象に、９月９日より開始する。

　一般的に、自動車保険の保険料は、ノンフリート等級制度に基づき、契約者の事故歴等に応じて、保険料の割引率や割増率が決まる。一方、同サービスは、割引率が高くない等級の場合でも、初年度の保険料の偏りを抑えられ、かつ、万一事故にあっても契約期間中の約束した保険料が変わらない点が特徴にあげられる。

　自動車購入代金と保険料を同時にまとめることで、月々の支払い金額を平準化することができる。毎月の支払保険料が平準化されることで、割引率が高くない等級の場合でも、初年度の保険料を抑えられる。最長7年間の保険期間中は、事故で保険を使用しても期間中の保険料に変更がなく、また、毎年の更新の手続きがなく安心の補償が続く。

　同社付帯推進セクションの鈴木慎一氏は「長期的に安心・安全なカーライフを過ごせる顧客体験の提供を目指し、お客様の利便性に真に適う商品・サービスの実現に向け邁進している。その新たな取り組みとして同サービスを開始することになった。支払い途中で車を売却する場合等も想定しており、お客様の負担が少ない設計にしている。構想から開発に２年を要したが、その分お客様にとってメリットの多いサービスに仕上がった」と話す。