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JU奈良(大和郡山市、服部教昭理事長)は4月17日、奈良県自動車販売店協会(菊池攻会長)主催の「第36回ディーラーオートオークション(AA)」を開催した。出品台数は618台に上り、このうち504台を成約する活況で、81.6%の高成約率を記録した。奈良自販協加盟ディーラーによる出品が368台に上り、96.5%の超高成約率で全体をけん引した。
セリ開始前のセレモニーでは、菊池会長をはじめ奈良自販協加盟ディーラー首脳が登壇した。菊池会長は「皆様のおかげで本日のディーラーAAを迎えることができました。県内ディーラーから368台の良質車を集めることができました。1~3月の新車販売は奈良県でも前年同期比103%水準で推移するなど、市場も活発化しています。本日のAAが市場活性化に寄与することを祈念いたします」と挨拶を述べた。
続いて挨拶にたった服部理事長は「本日のディーラーAAに618台ものご出品をいただき、誠にありがとうございます。1台1台丁寧にセリにかけさせていただきます。これからも『売ってよし』『買ってよし』のAA会場を目指してまいります」と感謝の言葉を述べた。
当日は奈良自販協の協力により、ディーラーコーナーに292台の出品車が集まり、成約率は92.1%だった。全コーナー(0円売切り除く)で見ると、県内ディーラー出品は305台に上り、95.7%の高成約率だった。また、県内ディーラーの「0円売切りコーナー」出品は63台に上り、成約率100%を記録した。
奈良県の中古車流通活性化には両団体の協力は不可欠。今回のディーラーAAに際しても、菊池会長のもとで、加盟ディーラー各社が団結して出品車を集め、目標の300台を大きく上回る368台の出品車を揃えた。
こうした良質車を多く集めたAAを開催する一方で、JUナビなど豊富な外部応札ネットワークで「全国相場」を形成するため「出品」と「落札」の両面で活発なAA開催が定着している。
奈良自販協では、今回と8月の年2回「ディーラーAA」の開催を予定している。ここで得られた収益金は毎年秋に開催する「奈良モーターフェア」の運営費用の一部に充てられるという。中古車流通の活性化に貢献する一方で、新車販売活性化のためのイベントにも大いに活用されている。
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