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IMA九州(福岡県古賀市、小美濃洋社長)が1月9日の「新春初荷記念モーターオークション(MA)」からサービスを開始した下回り画像が会員から好評を受けている。同社としては初めての試みで、車両の下回りは商用車では特に気になるポイントで、提供情報の拡充により、売り手と買い手の双方から喜ばれており、「成約率向上」への同社の積極的な取り組みの一環だ。
同社が提供する下回り画像は、撮影室床面に設置した車両センサー付きの撮影システムが車両の通過時に自動撮影するという画期的な仕組み。メディアリンク・アイ社製のシステムで、全国のオークション会場においては、NAA福岡(福岡県久山町)に次ぐ2会場目の導入。外部端末からのセリ参加時などに全9枚用意される車両画像のうち、2枚がこの下回り画像だ。
長崎市のトラック専門店、沖田自動車の沖田博文社長は「以前は会場に出向いて応札していたが、遠方のため最近は会場に出向く機会も減っている。こうした中で、下回り画像は大変役に立っている。中古トラックはシャシーが命とも言える中、とても良いサービスで、下見検索の際に大変役立っている」という。
また、会場落札が多い中古車輸出バイヤーからも「判断材料が増えることは大歓迎。サビの程度を判断するにはまだまだ不十分だが、フレームの構造やデフなどの部品を判断するのには大変役立つ。画像下見である程度絞り込めるので、現車を下見する手間も減り、セリに集中出来る」と概ね好評だ。
今後は画像解像度の向上、ズームアップ機能の追加といったサービス拡充や神戸会場や東京会場への展開にも期待がかかるところだ。会員利便を向上させることで、現車が気になる商用車オークションにおいても外部応札を促進、更なる成約率向上に期待がかかる。
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