6月鉄スクラップ市況 - グーネット自動車流通

2024年5月2日 [木曜日] 友引 |  西暦元号早見表 西暦元号早見表  |  サイトマップ サイトマップ

6月鉄スクラップ市況

相場・統計 2019年07月02日
2年ぶりの安値

 日本鉄リサイクル工業会(東京都新宿区)は7月1日、国内の鉄スクラップマーケット情報を発表した。4月に始まった鉄スクラップ価格の下落基調は、6月に入っても収束せず月間を通して全国的に下げ続けた。価格帯は、関東で2万6000円~2万6500円、関西で2万6000円~2万7000円と前月末比それぞれ3000円程度下がっており、これはおよそ2年ぶりの安値となっている。

 その要因として考えられるのは、米中貿易摩擦に起因する世界的な鉄鋼全般にわたる市況の不冴が挙げられる。鋼材市況の値下がりが鉄スクラップ価格にも伝播した形で、トルコ向け米国産No1HMSがピーク比30ドル以上安い280ドルCFRまで下がり、米国のコンポジット価格も中旬に30ドル近く急落した。また韓国向け日本産H2も2万8000円FOBと1か月で2000円下がっている。

 好調だった国内の電炉生産も、鋼材の需要減と輸出向けビレットの成約難もあって減産の動きが顕著となってきており、鉄スクラップへの買意欲も減退している。高炉原料である鉄鉱石、原料炭価格は高値を維持しているものの、鉄スクラップ価格の上昇には繋がっておらず、従来あった鉄鉱石価格と鉄スクラップ価格は関連性があるとの見方は適用できない状況が当面は続きそうな状況にある。

[PR]トレンドウォッチ

オークション一覧へ


企業・団体一覧へ


整備一覧へ


板金一覧へ


店舗情報一覧へ


ひと一覧へ


コラム一覧へ


新製品一覧へ


新車ランキング一覧へ


中古車ランキング一覧へ


FC加盟募集 アップル

荒井商事

ASNET

QuickXQuick

週間オークション情報

オークション会場情報へ

成功事例集

バナー広告募集中

グーネット自動車流通へのご意見・ご要望

相場・統計関連の過去記事を検索する

日  ~  

【対象評価点】

4、4.5点

【抽出価格条件】

直近価格が500千円以上

【抽出台数条件】

毎月50台以上の流通が過去6ヶ月連続していること