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ベイオーク(大阪市住之江区・塩原淳平社長)は4月10日、「株式化14周年大記念&SUAA近畿ジョイントオートオークション(AA)」を開催した。出品台数は3642台に上り、67.7%の高成約率を記録する「売り」「買い」の活発なAAを展開した。
2018年度(18年4月~19年3月)のAA実績は出品台数が10万8088台、成約率は64.3%という水準。出品台数と新規出品台数がともに増加、1台あたり成約単価も上昇基調にあり、高鮮度の良質小売りが多く集まる状況が読み取れる。今年度からは事業本部の和泉英雄部長が「会場長」としてAA運営全般を統括する体制に変更した。管理本部の川原浩祐部長と総合企画本部の三桝映子部長が業務や企画、検査部門を取りまとめて、和泉会場長の後方支援を行う体制。新体制のもとで、総出品台数12万5000台に挑戦する。
同会場では今年5月のゴールデンウィーク連休期間を利用して業務系システムの入れ替えを実施する。会員利便を最優先したシステムを構築することが目的で、タブレット端末を活用した車両検査など、先進の取り組みを多く採用、スピーディーな出品車情報の掲載などにつなげる。
セリ開始前のセレモニーでは和泉会場長が「皆様の多大なるご協力のおかげで3642台もの出品を集めることが出来ました。SUAA近畿にも約600台の出品者が集まっております。長丁場となりますが、最後まで活発なコールとセリ参加をお願いします」と謝辞を述べた。
4月から新会場長に就任した和泉部長は「今回の大記念AAでは目標3300台のところ予想以上の出品台数をいただきました。「スピード」と「チャレンジ」を意識しながら、良いセリが出来るよう努力していきたいと思います。プラスワンのサービスを心がけ、お客様に感動していただけるようなAA会場を目指します」と意気込みを話す。
同社ではタブレット端末の採用により、検査品質や出品票表記の均一化を図る一方で、スピーディーなデータアップにつなげていくという。概ね2500台水準のセリの場合、AA開催前日の18時頃までにはデータアップ出来るような体制を整える。また、コーションプレートや走行距離計の画像もタブレット端末で撮影しベイネットに追加掲載する。
一方で、前週木、金、土曜日の出品車データアップを全出品台数の50%程度に引き上げる考えで、会員店にとっては成約機会がさらに拡大することになる。会場としても会員店に早期搬入をPRする。
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