ホイールベアリングの点検整備を注意喚起 - グーネット自動車流通

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ホイールベアリングの点検整備を注意喚起

整備 2014年09月30日
会社名:国交省

 国土交通省「使用過程車の保守管理に関する調査分析検討会」はこのほど、ホイールベアリングの整備不足による車両の不具合について、再現実験や実際の事故の調査・分析を実施。定期的にホイールベアリングの点検整備を実施していないユーザーに対し注意喚起をおこなった。

 同会によれば、整備不良が原因となった車両火災の中で、車両・車軸不良によるものが毎年10件前後発生し、比率でも約1割を占めているため、再現実験の実施に踏み切った、とのこと。

 今回は整備工場において、ハブやホイールベアリングに焼き付きが発生していた車両の、焼き付きが発生した車輪のベアリングと、それ以外を含む全輪のグリスを回収。焼き付きが発生した車輪のグリスは、オイルシールの劣化などによりグリスが流出あるいは消耗しており、そのまま長時間走行を続ければ潤滑不足による瞬間的な金属接触が起こり、焼き付きや破損に至る可能性が高いことを確認した。

 また、2010年度に発生した火災事故10件を分析した結果、半数の5件が定期点検を実施していないか間違った整備を実施していた。さらに、10件中3件は、走行中のABS警告灯点灯や異音、ステアリングの違和感に運転手が事前に気付いていたが、走行を続けたため発火した。

 この結果を踏まえ同会では、1.適切な点検・整備の実施によるオイルシール周りのサビの有無、異物の有無をチェック、2.大型車などに用いられる分割型ベアリングの場合は、点検の際に適切なグリスの補充・交換、3.ABS警告灯点灯、車軸周りの異音やガタ、ステアリングの違和感がある場合はホイールベアリング関連異常の前兆。これらを放置すると車輪脱落や走行不能、最悪の場合はホイールベアリングの焼き付き、車両火災に至る場合があるため速やかな点検・整備が必要、の3点をユーザーに注意喚起している。

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