ＪＵ福島／「がんばろう２０１２ももまつりＡＡ」を開催　新記録となる２３６８台を集荷　年間最大イベントに相応しい盛会に

オークション 2012年09月03日

挨拶行う川村秀夫理事長

ＪＵ福島（福島市笹木野・川村秀夫理事長）は８月３０日、「がんばろう２０１２ももまつりＡＡ」を開催した。

同ＡＡはＪＵ福島の年間最大のイベントオークション。当日は目標出品台数の２０１２台を大きく上回る２３６８台を集荷。平成20年度の同ＡＡで記録した過去最高出品台数２２８７台を超え、出品台数新記録となった。同時に成約台数も過去最高の１６６４台を記録。成約率は７０.３％の高実績となり、年間最大イベントにふさわしい結果となった。

開催にセレモニーで挨拶に立った川村秀夫理事長は、「今回、ＪＵ福島の一番大きなイベントですが、現時点で２３５８台、ＪＵ福島始まって以来の新記録になりました。これもディーラーをはじめ、各会員の皆様、多くの方々のサポートによりましてできたものと深く感謝しております。今日は新記録を樹立したということで非常に盛大なオークションになると思います」と謝辞を述べるとともに、「福島県は原発事故の影響もあり、放射線量が高い車があると心配されていますが、ここのところ全く少なくなりました。今回も２３００台以上の車の線量を一台一台確認しながら、安心と安全の車を提供して参りたいと思いますので宜しくお願いします」と挨拶を述べた。

続いて、来賓祝辞において澤田稔ＪＵ中販連会長は、「ＪＵ福島は非常に厳しい環境にもかかわらず、今日も２３５８台を集荷。みんな一人ひとりが危機感を共有して、川村会長を中心に執行部の皆様、事務局の方々、会員の方々を含めてＪＵ福島を支えて将来に向けて発展しようと一致結束した中での志と気概がこの数字になったのでは」と挨拶を述べた。

続いて、高橋保ＪＵ東北ブロック長は、「震災から１年と５ヶ月。福島の車は大丈夫かと言われているが、当初から福島の車は線量を計っている。だからＪＵ福島の車はどこのＡＡ会場よりも安心であり、線量が高い車は出品していない。皆様は安心してポスを押してもらい、買っていただきたい」と述べ、ＪＵ福島の取り組みを紹介し、バイヤーに協力を呼び掛けた。

当日は、挨拶に立った澤田稔ＪＵ中販連会長、高橋保ＪＵ東北ブロック長、海津博ＪＵ関連協会長をはじめ、多くの来賓と会員が会場を訪れ、記念大会にふさわしい盛会となった。

また、同会は社会貢献の一環として「２４時間テレビ・愛は地球を救う」に協賛しており、当日は組合員や事務局員が黄色のＴシャツを着用し、チャリティーオークション等の活動を行った。

同ＡＡで厳しい環境の中、出品台数の新記録を達成したことについて、宗形義孝専務理事は「７月の青年部が終わってから、地道に取り組んだ営業のおかげ。そして悪いところを指摘されたらすぐに直し、改善している。その為に各自が日報を書く。経理でもすべての人が書く。駐車場も遠いと指摘されればすぐに直す。この取組みが大きい」と語った。

川村秀夫理事長も「宗形専務を中心とした執行部が一丸となって取り組んでいる。今回の新記録も執行部が心に決めて取組んだ結果」と語った。

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