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中古車輸出台数は、年間約100万台を越え、どのAA会場でも当たり前のように外国人バイヤーの姿を見かける。その中でイスラム教圏バイヤーの数も多く、会場内に足洗い場やモスク(礼拝堂)を備えている会場も多数ある。そんな中で7月はイスラム教徒にとって重要な行事であるラマダン(断食月)が始まる月でもある。
ラマダンとは断食(サウム)を行う期間のことで今年は7月20日から8月19日までの1ヶ月間をさす。断食は宗教的な試練として飢餓で苦しむ貧しい人の気持ちを理解するために行う。断食といっても約1ヶ月間完全に絶食するのではなく、日没から日の出までの間に1日分の食事を摂る。そして、8月19日から断食開けの祭りを開催。祝日となる国もあり、多くの人が自国へ帰省する。日本国内では殆ど影響はないが、海外のイスラム教が多数派の国では空腹でイライラして交通事故が増加するなど言われている。また、株式市場ではオイルマネーの影響でラマダン期間中は相場が低調に動くとされている。国内のAA業界で相場など直接的な影響は少ないが、イスラム教徒の前でこれ見よがしの飲食は慎むことが思いやりかもしれない。(永田雄一)
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