ＤＩＣとオークサービスが顧客囲い込み支援システムで業務提携

新製品 2012年02月17日

システム・データ連携による顧客管理効率化の実現イメージ

　自動車業界向けコンピューターシステムの開発・販売を手掛けるディーアイシージャパン（長野県信濃町／以下：ＤＩＣ）と、オークネットのグループ会社で自動車業界向けの経営支援商品の企画・開発・運営を行うオークサービス（東京都千代田区）は２月１６日付けで業務提携を行った。

　今回の提携は、ＤＩＣが提供する自動車整備業ソフト「新一等書記官」シリーズを導入している自動車整備業者が、オークサービスが提供する顧客管理のアウトソーシングサービス「常連さん」リピートアップサービスを利用する際に、管理対象となる顧客データをオークサービスの管理システムに連動させると共に、「常連さん」による顧客アプローチ結果を「新一等書記官」に取り込み、連携・同期化する機能を提供するというもの（図を参照）。

　両社は「今回の提携により、自動車整備業者の方々に、入庫率アップや代替の促進を目的とした『常連さん』の各種サービスを、顧客データの登録や情報の更新などの煩雑な事務作業なしに、ご利用頂けるようになった」としており、「今後も革新的なサービスを開発促進し、双方の顧客基盤のさらなる拡大を図ると共に、自動車整備事業者や自動車購入者のお役に立てるよう、利便性の高いサービスの提供を通じて、自動車業界の活性化に貢献していきたい」（両社）としている。

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