- 成約率92.6%を記録 2024年04月30日 [ NAA東京 ]
- 西部ブロック担当AAに1047台を集める 2024年04月30日 [ JU静岡 ]
- 初開催の「ヤナセコーナー」は93.3%の高成約率を記録 2024年04月26日 [ USS九州 ]
- リレー目標達成、バイクは独自検査で活発な応札 2024年04月26日 [ JU千葉 ]
- 出品、成約、成約率は今年3番目の高水準 2024年04月26日 [ KCAA山口 ]
関東地区のAA中古車流通は12月上旬、年内取引の最後の山場といえる動きで推移した。
秋以降の買いの軟調化の推移を受け、11月下旬より始まった取引手控え感による出品減少、また同時に見切り売りも始まった動きからの成約率の小幅反発。
12月上旬の成約率もほぼ同じ水準で推移し、2~3週目にかけてさらに若干の上昇をしていることから、年内取引の山場を迎えているものとみられる。
一方で出品は11月を1割程度下回る水準で推移しているため、高値期待などの出品、取引は新年に持ち越すなどの手控え感も否めない。
これらの出品、成約の動向を総じて、年内最後の取引の山場は比較的消極的な動きといえる。
一方でこの買いの弱い基調の中でも、特筆の動きも。大手小売販社の中には底値狙いの仕入れの動きもみられる。
また、軽自動車は取引によっては幾らか値の持ち直し、さらに高値張り傾向のワンプライス落札でも動きがみられるなど、小売などに直接的に結びつく商材や取引では強い値動きもみられる。
そのことは、市場全体的にみて小売に結びつく車、良質車が減少し、少ない商機や商材を無駄にできない状況の裏返しともいえる。
しかし、こういった構造的な補強材料が効くのは本年の年末は一部で、全体的には弱い動きで進み、主要な取引機会は三連休までとみられる。
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