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轟(ととろ)の森ドラゴン(出口隆二社長)が運営する「轟の森オートフォレスト行橋」は福岡県行橋市東大橋の国道10号行橋バイパス沿いに立地する大型展示場だ。常時在庫台数300台以上を間口の広い展示場に整然と展示、軽自動車から輸入車まで、幅広い展示車でユーザーのクルマ選びをサポートする。「JU適正販売店」として「安心」「安全」を提供する。出口社長はJU福岡の会長・理事長を務めるほか、JU九州連絡協議会の流通委員長を務め、流通、小売振興両委員会の共管事業である「JUテントリ」を積極活用し、小売りと共有在庫の両輪を回しながら、300台規模の展示車を回転させている。(室田一茂)
■「JUテントリ」はJU加盟店をWin‐Winにする仕組み
出口社長は「全国JUで展開する『JUテントリ』を介した共有在庫は、JU組織を通じて加盟店同士を『Win‐Win』にする素晴らしい仕組み。全国1万1000社超のネットワークを活用し、販売店の共存共栄を図り、業界の活性化につながる」と、太鼓判を押す。JU福岡においても、出口会長・理事長のリーダーシップのもとで「JUテントリ」の活用を推進している。
■共有在庫は販売店にはなくてはならない存在
「JUテントリ」をはじめとする共有在庫は今や販売店にとっては、無くてはならない存在と言っても過言ではない。「小売りと共有在庫の両輪を回しながら、在庫車の販路を拡大する。幅広い車種を展示・販売する中で、『JUテントリ』を介した成約も全国各地から舞い込んでくる」(出口社長)と、日々の販売の中で、地元を中心とした中古車小売りと在庫回転率向上に寄与する「JUテントリ」による共有在庫販売に商機を見出す。
■「中古車小売り店」からの成約が多いのが特徴
同社では「JUテントリ」をはじめ、複数の共有在庫に在庫車を掲載している。ガソリンスタンド(SS)や整備事業者などからの引き合いが強い他社共有在庫と「JUテントリ」の違いを「とにかく中古車小売り店からの成約が多い。全国のJU加盟店が『JUテントリ』を通じて、注文車などを仕入れている現状が垣間見える」(出口社長)という。小売りに即した同社の在庫車は小売り店にとって、特に魅力的だ。
■中古車小売りは地域に根差した顧客販売が中心
同社の特徴は指定工場併設のサービス体制や鈑金・塗装工場の内製化などが挙げられる。展示車両は自社顧客からの下取りも多く、絶対的な顧客基盤を守りながら、長年地域に密着した営業展開を行ってきたことで生まれる「安心」「安全」のイメージがユーザーとの深い絆を作り上げている。中古車小売りは軽自動車6割、普通車4割という比率で、軽自動車ニーズが高いことがうかがえる。
■希少車や軽トラ・バンなどにも強い引き合い
「JUテントリ」を通じた共有在庫では、希少車はもちろん、軽トラックやバンなどにも引き合いが強いという。「JUテントリ」に在庫車を掲載する際には「細かいところまできっちりと伝えることを心がけている。中古車小売りポータルサイトなどに登録する際も同様だが、ガラス張りの情報開示が今の主流。良い点も悪い点も正確な情報を掲載することで、成約率が高まる」(出口社長)という。大半の展示車は「JUテントリ」にも掲載し、ビジネスチャンス拡大につなげている。もちろん、小売りにおいては「グー鑑定」など、第三者機関による車両状態評価を活用、客観的な情報開示が在庫車の成約率を高めている。
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