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TAA近畿(大阪府寝屋川市、北口武志社長)は5月9日、「TAA近畿会場グランドオープン5周年記念AAパート1」を開催した。新会場オープン5周年を記念したもので、当日は出品台数4164台を集荷、このうち3209台を成約し、77.1%という高成約率を記録する活況だった。同会場では、3月7日開催「春まつり」(出品台数4004台)、4月11日開催「花まつり」(同4024台)と今回で、3カ月連続で4000台超えの大規模AAを展開している。トヨタ系ディーラーを中心に、ディーラー出品の良質車が多数集まり、活気溢れるセリを展開した。
セリ開始前のセレモニーでは、来阪した北口社長があいさつに立ち「恒常的なタマ不足からは抜け出した印象。改めて良質ダマを集め、質の高いAAを展開していきたい。近畿会場は新会場へのリニューアルから5年が経過、TAAとしては、近畿と兵庫の2会場で年間17万台規模の中古車を扱い、両会場が特色を出しながら、関西圏の中古車流通に貢献してまいります。今後も近畿会場は、TAA西日本エリアの旗艦会場として、バラエティ豊かなクルマが安心して買える会場として、存在価値を高めてまいります」と話した。
北口社長のあいさつに続いて宮崎佳紀会場長が「本日は4164台という多くのご出品、誠にありがとうございます。長丁場となりますが、活発なコールでセリを盛り上げていただきますよう、宜しくお願いします」と感謝の言葉を述べた。
同会場は、ディーラー出品の良質車が集まる会場として、高い存在感を示す。一方でコロナ禍以降は、この長所が新車の供給不足に起因する新車ディーラー各社のタマ不足の影響を大きく受ける格好で実績を落とした。今年度は期初から高水準の出品ボリュームを確保しており、大幅回復が期待されるところだ。兵庫会場と合わせた近畿地区AA市場でのシェアも15%程度を確保しており、更なる拡大にも期待がかかる。両会場では、メーカー同士のアライアンスによるジョイントコーナーを展開するほか、両会場が独自色を出しながら、「TAAファン」の拡大に注力している。
兵庫会場では前年度(2022年4月~23年3月)、1開催あたり平均出品台数が初の1000台超えの1119台に上るなど、毎年度着実に業績を伸ばしている。近畿と兵庫の両会場がそれぞれの独自性を出しながら、切磋琢磨することで、近畿エリアでのシェアはもちろん、TAAの存在価値を高めている。
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