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考え抜かれた仕組みと人材育成が急成長の鍵

  • 買取事業の中心人物となる吉川店長 買取事業の中心人物となる吉川店長
  • 好立地に位置する東海名和買取専門店 好立地に位置する東海名和買取専門店

今後はエリア拡大にも注力

 グッドスピード(名古屋市東区、加藤久統社長)は、2003年2月設立以降、SUV・4WDに特化した専門店を展開。ユーザーニーズを的確に捉えることに成功し、着実に成長を遂げてきた。現在では東海エリアを中心に32拠点を構え、新車・中古車販売、買取、整備・板金事業などトータルカーライフの提供を行っている。

 主力事業の新車・中古車販売とともに、同社の買取事業が今、業界内で注目を集めている。2017年10月に愛知県春日井市に初の買取店をオープン、試行錯誤を繰り返しながら、現在では買取専門店2店舗、販売店併設店1店舗の計3店舗を展開。事業開始からわずか3年で、年間約3000台の買取実績を上げている。

 急成長する買取事業において、中心となっているのが、東海名和買取専門店で店長を務めている吉川諒(よしかわ・りょう)氏である。同氏は店長として東海名和店を運営するとともに、買取事業全体の実務も掌握。買取車両のプライシングや社員教育、マネージメントなど事業全般に携わっている。

 同社の買取事業の急成長ついて吉川氏は「プライシングのスピード、加点方式での査定、そしてスタッフの人柄が当社の強みと考えている」と分析している。プライシングのスピードについては、ユーザーの待ち時間を少しでも短くすることに注力、その為に、査定を行うスタッフとの連携を重視している。また、査定では他店より高値を付けられるように、減点方式では無く加点方式を採用、車の価値を的確に判断できる知識、経験を持ち合わせている為、出来ている。加えて、同社の販売車両はSUV・4WDに特化していることを活かし、小売り向けの車両は高値で買い取ることが可能となっている。また、査定を行うスタッフについては、「自分の価値を出す」ことを吉川氏は常に教えている。他店との差別化を査定金額ではなく、安心感やスピード、今後のカーライフのアドバイスなど、人間性での差別化で見出し、買取に繋げている。

 今後の展開について吉川氏は、「東海エリア、関西エリアへ出店することでエリアを拡大し、月間1000台の買取を目指している。その為に、インフラ整備だけでなく、社員教育を拡充、ユーザーの心を掴み、リピートしていただけるスタッフを育てていく必要がある」と述べている。

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