AMS(名古屋市中川区)は、「A・M・Sアスピレーション・サイレンサーマフラー」を年内に発売することを発表した。これはマフラーエンドに装着し、フラップの開閉機能により排気音量と排気効率を制御できる製品。同社チーフデザイナーの戸田氏は「騒音防止・スタイリッシュ・燃費向上の3要素を満たすバランス設定とシンプルなパーツ構成による低価格化実現に苦労した。一部の心無いモーターファンによる騒音公害が問題視されているなか、チューニング業界が今後も社会で共存していくための製品作りがコンセプト。気兼ねなくモータースポーツを楽しめる機会を創造したい」と抱負を語った。 現在、日本産業デザイン振興会が主催する「グッドデザイン賞2010」にもノミネートしており、既に1次審査を通過。最終審査の結果は9月中に発表される。入賞した場合は2年連続2回目の受賞となる。昨年はトヨタエスティマハイブリッドの「エアスポイラーキット」で受賞。 今後は色・大きさのバリエーションとバンパーとのセット販売を検討していく。