東京都自動車整備振興会(東整振、西村健会長)は7月6日、東京都自動車整備教育会館で第17回東京都自動車整備技能競技大会を開催した。競技の結果、大出一紀選手（八王子支部・橋本オートサービス）が優勝、田野稔選手（城北支部・ムツミコミュニティ）が準優勝した。

　両選手は、11月９日に開催される全日本自動車整備技能競技大会に東京都代表選手として出場し、全国整備士の頂点に挑む。

　大会の設問は、実車の故障診断1問、電気パネル回路の故障診断1問、基礎整備作業1問、アドバイザー競技1問の合計4問（実技300点、アドバイザー競技100点）で構成された。競技時間は各15分。使用車両はスズキ・スイフトが使用された。

　優勝及び準優勝者には旅行券１０万円、第３位〜第６位には旅行券７万円、敢闘賞には旅行券５万円が贈呈された。本大会には、予選を通過した東京都5ブロック7支部13名の選手が出場した。

＜第17回東京都自動車整備技能競技大会入賞者＞敬称略
優勝：大出一紀（八王子支部・橋本オートサービス）
準優勝：田野稔（城北支部・ムツミコミュニティ）
第3位：与座春樹（中央支部・福井自動車）
第4位：島崎恵実（多摩中央支部・ケーエムガレージ）
第5位：藤﨑真人（江東支部・協和自動車亀戸工場）
第6位：吉川大（墨田支部・松田自動車整備工場）