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【JUテントリ活用店レポート】アール・ボブ長崎(長崎県大村市) JU加盟店として「JUテントリ」を通じた業販を新販路に

  • 国道沿いで間口も広く一際目立つ店舗 国道沿いで間口も広く一際目立つ店舗
  • 幅広いジャンル、価格帯の軽自動車を販売 幅広いジャンル、価格帯の軽自動車を販売
  • JU長崎のAAA事業などでも貢献する田中新太郎社長 JU長崎のAAA事業などでも貢献する田中新太郎社長
  • 田中社長と二人三脚でお店を盛り上げる大道修一店長 田中社長と二人三脚でお店を盛り上げる大道修一店長
  • BP内製工場も完備、中古車の商品化や管理客からの修理依頼に対応する BP内製工場も完備、中古車の商品化や管理客からの修理依頼に対応する
  • 自社サービス工場も完備 自社サービス工場も完備
  • 大きな文字のプライスボードもオリジナル 大きな文字のプライスボードもオリジナル
  • 目立つ看板と華やかな装飾 目立つ看板と華やかな装飾
  • 多くの鑑定済み中古車を販売する 多くの鑑定済み中古車を販売する
  • 整備入庫も多く、稼働率の高いサービス工場 整備入庫も多く、稼働率の高いサービス工場

「業販お断り」も共有在庫を通じた販売も増加、JUテントリ春キャンペーン大幅達成にも貢献

 国道34号沿い、長崎県大村市の中心地から諫早市に向かうちょうど中間地点に、一際目を引く中古車販売店、アール・ボブ長崎(長崎県大村市・田中新太郎社長)が店舗を構える。長崎県下最大級の在庫台数はもちろん、国道を通過するドライバーや並走するJR大村線の乗客の目に飛び込む「自由の女神像」が大きなインパクトを与えるなど、地域での認知度は抜群だ。もともとは「業販お断り」を貫いてきた同店だが、数年前から共有在庫への車両掲載も行うようになったという。「JUテントリ」には203台を登録(6月12日現在)。今春展開された「JUテントリ春キャンペーン」ではJU長崎の大躍進をけん引した。 (室田一茂)

■圧倒的な展示台数、販売価格の安さ、年中無休で地域密着の営業展開
 同社の最大の特徴は国道沿いの恵まれた敷地に200台以上の豊富な在庫車を並べていること。開設当初から100台規模の在庫を並べ、地域においては「在庫が豊富で、欲しいクルマが必ず見つかる」中古車販売店として高い認知度を誇る。販売価格も安く抑え、あらゆる価格帯でユーザーニーズに合う1台を提供する。また、年末を除き、ほぼ年中無休で営業する中、元旦の「初売り」は恒例となっていて、元日から行列が出来る店としても有名な存在だ。正月の初売りに合わせた価格で厳選車を販売するというが、テレビやラジオCM、折り込みチラシ無しで、これほどの集客があるのは、同社の認知度の高さに他ならない。

■在庫は80~90%が軽自動車、市場ニーズに合わせた営業展開
 在庫車の80~90%は軽自動車が占めるという。「軽自動車は市場ニーズが高く、売れ筋車種を中心にあらゆるジャンルの軽をラインアップしている」(大道修一店長)という。ユーザー層も老若男女問わず幅広く、価格帯も10~20万円台から、100万円超のものまで、幅広く販売している。

■「楽しそうなクルマ屋さん」という印象が周辺地域で浸透
 ロードサイドに目立つ「自由の女神像」をトレードマークに、国道を通り過ぎるユーザーからの視認性も高い「プライス表示」、展示場の飾り付けなどが同社の特徴。開設当時からのマスコット的存在の「ゴリラのぬいぐるみ」が展示車に載せられた姿も地域で親しまれている。見る人を楽しませる店舗の演出や遊び心溢れる装飾が来店客を和ませ、リラックスした雰囲気の中で商談もスムーズに進む。「平日、休日に関わらず、店舗前の国道の渋滞が多い」ことから、国道を通過するクルマにアピールしている。休日の商談が多く「以前から前を通りながら気になっていた」といったユーザーが中古車を求めて来店するケースが多いことは容易に想像できる。

■小売りをメインに元々は「業販お断り」のスタンスだった
 バラエティ豊かな中古車を良心的な価格でユーザーに小売り販売する同社のスタイルだが、小売りの利幅を抑えていることから、業販は難しいという。未だに個別での業販には対応していないというが、最近では「JUテントリ」などの共有在庫への登録にも積極的に取り組んでいる。無理に店頭価格以下の掲載価格を設定しなくても、コンスタントに売れることが大きなメリットだという。
また「JU加盟店として、『JUテントリ』を通じた業販の活用は不可欠」(田中社長)と考えるからだ。少しずつ共有在庫での販売台数を増やす中で、「販路の一つ」として認識を変えたという。直近のJUテントリ掲載台数は203台(6月12日現在)という。JU系オートオークション(AA)会場で仕入れ車両は店頭に車両が到着する前に「JUテントリ」に掲載する。AA引用によるもので、落札車をいち早く在庫登録することで、成約チャンスを拡大している。

■JU長崎としてJUテントリキャンペーンに積極的な取り組み
 同社が所属するJU長崎(東明彦理事長)では、昨年秋のキャンペーンから「JUテントリキャンペーン」を積極推進している。JU加盟店として、JU中販連やJUコーポレーション主導の各種施策やキャンペーンに積極的に取り組み、JU長崎としての求心力を強めている。JU長崎では、JU事業の活性化を図る中で、月1回の手ゼリで開催するAA事業を積極推進するほか、JU福岡とのジョイントAA開催、USS福岡の「長崎サイト」開催など、積極的な事業推進が特徴。こうした事業推進の原動力は、沖田博文流通委員長や青年部会メンバーを中心とした若手の結束力に他ならない。田中社長もこうした動きの中心で奮闘している。

■春キャンペーンは全国2位、九州ブロック1位の達成率
 JU長崎は、今年の「JUテントリ春キャンペーン」で「全国2位」、「九州ブロック1位」という輝かしい実績を残した。期間中の目標登録台数206台に対し、実績は620台に上り、目標達成率は301.0%に上った。同社では、このキャンペーン期間に82台もの車両を登録した。JU長崎は県内を3ブロックに分けているが、県南支部が182台、県央支部が233台、県北支部が205台の車両を登録しているところからも県内のJU加盟店が一致団結してキャンペーンに取り組んでいることが分かる。

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