USS群馬会場(群馬県藤岡市)は8月7日の開催で成約率71・0%、21日に同74・4%と相次いで(14日は休催)最高記録を更新した。 同会場は北関東・信越エリアの基幹的取引場として専業社、ディーラー等の多数の参加を得て展開。それら会員の出品車の良質車特性にネットなど場外からの注目度も高まり、外部落札率が50%以上の水準に。これらの要因から高成約基調で推移していた。 そして08年秋以降の市場環境の激変に対応し、「会員の取引支援のために成約効果提供を重視」(関係者)の方針を強化。特に会員の商材確保につながる「プライムタイム」や「ワンオーナー」など良質車の強化や、成約効果を促進する開催運営などを推進。その結果、より高成約基調が進み、本年は大都市圏の大型会場に比肩する水準で推移。今回の全国的にも上位の成約率新記録につながった。 同会場では今後も「高成約基調→集荷効果」の循環での開催展開を行う方針。また、10月16日に予定する11周年記念開催は年間最大級の規模を加え、会員の年度後半開始期の取引支援とする考え。