ロシア発の革新的なビジネススキームを用いて、中古車買取事業を展開するカープライス (東京都杉並区：梅下直也代表・林耕平代表)は３月31日より、中古車査定用ウェブ・アプリケーション「インスペクター・アプリ」の利用を開始した。

　同アプリは、同社の査定士および同社の会員となる加盟店およびパートナー向けに、同社が独自で開発した中古車査定用ウェブ・アプリケーション。同アプリを使用し、簡単な査定トレーニングを受けるだけで、誰でも同レベルの中古車査定を行うことが可能としている。また、同アプリを同社のオークション入札用アプリ「カープライス・オークション」と連動させることで、査定した中古車をそのままオークションに出品することもできる。

　同社は「今までの中古車査定では、手書きでの査定作業や、査定時間の長短、査定士個人の性質による査定結果のばらつきが多くあった。当アプリを利用することで、査定技術の標準化を促進し、査定品質の向上を図る。また、当アプリにはＱＲコードリーダーを搭載し、車検証に掲載された車両情報を簡単に読み込むことができるなど、業務効率化の観点からの機能も多く搭載しており、査定時間をより短縮することで人材不足の解消にもつながる」としている。

　今後は同アプリをさらに進化させ、展開図のデジタル化やネイティブ・アプリケーションのリリースも予定している。