菅原電気（東京都中央区・二宮保社長）は、ロボストラクト製水銀灯代替ＬＥＤ照明「ジダイオ」の販売取扱を開始した。販売の背景には、水銀を使った製品の製造・輸出・輸入が2020年に禁止され、今後水銀を使用した「水銀灯ランプ」などが規制されることによる。

　従来の照明寿命は蛍光灯で約６０００～１万２０００時間、白熱電球で約１０００～２０００時間、水銀灯で約１万２０００時間だが、ＬＥＤ照明は４万時間～５万時間と、従来の照明に比べ約４倍～５倍（蛍光灯水銀灯の場合）と長寿命。仮に４万時間だとして1日10時間、年間２６０日使用でも15年間使用できる。これにより今まで手間が掛かっていた照明の交換作業やメンテナンス等が必要なくなると同時に照明交換による大幅なコスト削減が図れるという。

　また、従来の筐体設計では難しい街路灯４００Ｗ水銀灯クラスもオリジナル基盤設計によりジダイオＲＳＴⅡでＬＥＤ化に対応した。日亜化学工業製のＬＥＤを使用した信頼度の高い日本製の商品となる。ＲＳＴⅡは水銀灯の器具をそのまま使える口金タイプ。（ただし電源工事は別途必要）

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