ＮＧＰ日本自動車リサイクル事業協同組合（東京都港区・佐藤幸雄理事長）は２月25日、「記者懇談会」を都内にて開催した。同会は、情報交換を含め同組合の事業理解を深めることを目的に開催。

　同会の冒頭で佐藤理事長が挨拶に立ち「今回の総会で方針として４つのテーマを掲げた。一点目はリサイクル部品の市場拡大。そのために地域の活性化に取り組む。地域毎の特徴を分析と合わせ、運賃等経費の見直しにも繋がると考えている。二点目は海外戦略。今までは個社で対応していた。しかし現在、自動車産業は海外にシフトが進んでいる。そこで共同でコンテナを出すことを検討している。共同で行うことでメンバーの経営基盤の確立もできると考えて居る。三点目は、素材の回収。パーツを含めたリサイクル素材の回収が問題になってくる。より円滑の素材の回収が出来るように回収スキームの構築に取り掛かっている。４点目は、次世代人材の育成。車は進化している。次世代を担う青年部がいるが、研修会を通じて次世代の車の勉強をしながら次の執行部を育てていきたい」と今後の取り組みテーマを語った。