中古車販売・整備大手の関西オート（大阪府八尾市・大川博正社長）はこのほど、カルチュア・コンビニエンス・クラブが運営するポイントサービス「Ｔポイント」の加盟店登録を行った。同ポイントサービスの加盟店として、中古車の車両本体価格に応じて、最大２０００ポイントを付与する。Ｔポイント加盟により、近隣客の来店促進などに有効活用する考え。

　展示場には、「Ｔポイント貯まります。」と書かれたのぼり旗を掲出するほか、同社のインターネットホームページ上でも告知し、認知度向上に努める。

　Ｔポイントは、ＴＳＵＴＡＹＡやＹａｈｏｏ！ＪＡＰＡＮ（ヤフージャパン）、ソフトバンクモバイル、ファミリーマートなどを中心に、さまざまな業種の加盟店が参加したポイントプログラム。通常１００円＝１ポイントの換算率でポイント付与され、貯めたポイントは１ポイント＝１円で、加盟各店で利用することができる。

　大川社長は「最近は食品スーパーなどでもポイント制度は活発に運用され、女性客を中心に、さまざまなポイントカードを使いこなす時代。中でも最大規模を誇るポイントカードサービスの『Ｔポイント』に加盟することで、女性や若年層、夫婦客の来店促進につながれば」とし、高い認知度を生かした新規来店促進につなげる。
　また、「単純な値引きに比べて、ポイント付与という特典はユーザーの印象に残りやすいのでは」（大川社長）と、商談時の切り札としても期待を寄せる。