グーネット自動車流通

メニュー

バディカ書籍案内

7月鉄スクラップ市況情報

  • 鉄スクラップ価格推移 鉄スクラップ価格推移

需要が世界的に冷え込む

 日本鉄リサイクル工業会(東京都新宿区)は8月3日、国内の鉄スクラップマーケット情報を発表した。

 7月の国内鉄スクラップ相場は前月後半からの下落が継続し、弱基調で推移した。鉄鉱石、非鉄、原油など資源価格が全般的に値下がりした影響に加え、中国からの高水準の輸出を背景に鋼材・半製品価格の下落も進み、鉄スクラップ需要は世界的に冷え込んだ。米国産スクラップ輸出価格は、ラマダンが明けたトルコ向けで前月比約60ドル、韓国向けで同約50ドルの大幅な下落となっている。

 国内では各地で1000~3000円程度続落し、関東では月末のH2炉前渡しが2万2500円程度と、2012年10月以来2年9か月ぶりの安値に後退している。輸出相場では5月から6月前半にかけての上昇を牽引した台湾・ベトナム向け商談が半製品価格の下落のあおりで停滞し、輸出価格は国内価格を下回って推移している。

 市中では発生の夏枯れや船積み増加を背景に一部で品不足感が指摘されているものの、電炉メーカーの夏期減産期を迎えて国内需要は盛り上がりを欠いており、国内鉄スクラップ相場は先安感が解消されないまま8月を迎えようとしている。

オークション

企業・団体

店舗情報

ひと

コラム

新製品

新車ランキング

中古車ランキング

年頭所感

整備

板金