ヤナセ
ヤナセグループ入社式を開催
ヤナセ(東京都港区・井出健義社長)は4月1日、都内にて「2015年度 新入社員 入社式」を開いた。
当日はヤナセグループ157名の新入社員が出席。井出社長は、「今年5月に創立100周年を迎える記念すべき年に入社した“次の100年を担う人材”」と期待を込めて語りかけ、「5つの『社員としての心構え』」を贈った。
以下、井出健義社長 入社式訓示要旨
入社おめでとうございます。
当社は、本年5 月25 日に創立100 周年を迎えます。皆さんは、この記念すべき年に入社した、まさに“次の100 年を担う人材”です。
近年、自動車メーカーをはじめとする関連業界は、各国政府の主導の下、自動車にかかわる諸問題に積極的に取り組み、エコカーと安全技術の開発に目覚ましい発展が見られます。まさに「自動車技術のパラダイムシフト」が起きており、将来的には「自動運転の無公害電気自動車もしくは燃料電池車」が、最終的な自動車の主役に躍り出ると予想しています。
ではその時に、当社の主力事業である自動車ディーラー業がどうなるか、これは101 年目以降の次代を担う皆さんの課題として、大いに注目して欲しいテーマです。これから5 年・10 年・20 年先の自動車業界が、どのようなパラダイムシフトを遂げるかに注目しながら、日常の業務や経営を変化に合わせて行く。皆さんには、そのような“経営者的視点や長期的視野”をぜひ養って欲しいと思います。
現在、当社は筋肉質な経営体質になり、収益力も高まり、“全天候型持続・成長可能企業になる”道を順調に歩んでいます。まだ道半ばですが、これからも頂上を目指して着実に登り続けます。そのために現在、改革の中核を成す重要施策の3 大運動、「BPR」(業務改革・経営改革)、「CR_(顧客関係性)強化」、「人材育成」に全社員参加で取り組んでおり、皆さんにもこれから積極的に経営改革運動に参加してもらうことになります。
そして、当社の強みは5 つの貴重な財産、1.素晴らしいお客さま(顧客基盤)、2.メルセデス・ベンツをはじめとする素晴らしい商品(商品基盤)、3.高い現場力と士気(人材基盤)、4.高い知名度とブランド力(信用基盤)、5.販売・サービスの全国ネットワーク(商圏基盤)です。1 世紀にわたり培われてきたこれらの財産を、今後もしっかり守り通すことで、次の100 年も繁栄・存続できます。特に大切なのは、「素晴らしいお客さま」と「士気の高い優秀な社員・強い現場力」であり、この2 つが当社を支える両輪です。
結びに、毎年繰り返している5 つの「社員としての心構え」をお伝えしておきます。
1 番目は、“お客さまあってのヤナセ”という意識を忘れずに「お客さまへの感謝の心をしっかり持つ」こと。これが、販売でもサービスでも、仕事をする際の「軸」であり、お客さまも敏感にそれを感じ取られるものです。
2 番目は、「自分の仕事と商品を好きになる」こと。仕事は“好きで楽しい”と感じることができれば、自分の成長を促しますし、良いアイデアも浮かびます。好きな商品ならば、自信を持ってお薦めできる一方で、好きでもない商品を他人に薦めたり、販売したりすることはできません。
3 番目は、「経営者マインドを持って自分自身を成長させるための学習を生涯続ける」こと。自分の人生、常にチャレンジと学びです。目前の仕事だけでなく、広い視野を持って組織の経営も考え、社会人としても人間としても大きく成長してください。
4 番目は、「国・社会・会社の法律・制度・ルールを守る」こと。当社では、「清く、正しく、美しく」(Clean、Honest、Beautiful)をスローガンに自分を戒め・律する指導をしています。単純でも、実に深い意味がある言葉です。皆さんも、この言葉を噛み締めながら業務に励んでください。
最後に、「自分をここまで育ててくれた、ご両親・先生・先輩・友人たちへの感謝の気持ちと恩返しの機会を見つける」こと。人間一人では成長できません、ご両親をはじめ周囲の人々に育てられたのです。人と人との絆・関係を大切にして人を愛することは、当社のビジネスにも通じることです。
皆さんの大いなる飛翔を期待しています。
当日はヤナセグループ157名の新入社員が出席。井出社長は、「今年5月に創立100周年を迎える記念すべき年に入社した“次の100年を担う人材”」と期待を込めて語りかけ、「5つの『社員としての心構え』」を贈った。
以下、井出健義社長 入社式訓示要旨
入社おめでとうございます。
当社は、本年5 月25 日に創立100 周年を迎えます。皆さんは、この記念すべき年に入社した、まさに“次の100 年を担う人材”です。
近年、自動車メーカーをはじめとする関連業界は、各国政府の主導の下、自動車にかかわる諸問題に積極的に取り組み、エコカーと安全技術の開発に目覚ましい発展が見られます。まさに「自動車技術のパラダイムシフト」が起きており、将来的には「自動運転の無公害電気自動車もしくは燃料電池車」が、最終的な自動車の主役に躍り出ると予想しています。
ではその時に、当社の主力事業である自動車ディーラー業がどうなるか、これは101 年目以降の次代を担う皆さんの課題として、大いに注目して欲しいテーマです。これから5 年・10 年・20 年先の自動車業界が、どのようなパラダイムシフトを遂げるかに注目しながら、日常の業務や経営を変化に合わせて行く。皆さんには、そのような“経営者的視点や長期的視野”をぜひ養って欲しいと思います。
現在、当社は筋肉質な経営体質になり、収益力も高まり、“全天候型持続・成長可能企業になる”道を順調に歩んでいます。まだ道半ばですが、これからも頂上を目指して着実に登り続けます。そのために現在、改革の中核を成す重要施策の3 大運動、「BPR」(業務改革・経営改革)、「CR_(顧客関係性)強化」、「人材育成」に全社員参加で取り組んでおり、皆さんにもこれから積極的に経営改革運動に参加してもらうことになります。
そして、当社の強みは5 つの貴重な財産、1.素晴らしいお客さま(顧客基盤)、2.メルセデス・ベンツをはじめとする素晴らしい商品(商品基盤)、3.高い現場力と士気(人材基盤)、4.高い知名度とブランド力(信用基盤)、5.販売・サービスの全国ネットワーク(商圏基盤)です。1 世紀にわたり培われてきたこれらの財産を、今後もしっかり守り通すことで、次の100 年も繁栄・存続できます。特に大切なのは、「素晴らしいお客さま」と「士気の高い優秀な社員・強い現場力」であり、この2 つが当社を支える両輪です。
結びに、毎年繰り返している5 つの「社員としての心構え」をお伝えしておきます。
1 番目は、“お客さまあってのヤナセ”という意識を忘れずに「お客さまへの感謝の心をしっかり持つ」こと。これが、販売でもサービスでも、仕事をする際の「軸」であり、お客さまも敏感にそれを感じ取られるものです。
2 番目は、「自分の仕事と商品を好きになる」こと。仕事は“好きで楽しい”と感じることができれば、自分の成長を促しますし、良いアイデアも浮かびます。好きな商品ならば、自信を持ってお薦めできる一方で、好きでもない商品を他人に薦めたり、販売したりすることはできません。
3 番目は、「経営者マインドを持って自分自身を成長させるための学習を生涯続ける」こと。自分の人生、常にチャレンジと学びです。目前の仕事だけでなく、広い視野を持って組織の経営も考え、社会人としても人間としても大きく成長してください。
4 番目は、「国・社会・会社の法律・制度・ルールを守る」こと。当社では、「清く、正しく、美しく」(Clean、Honest、Beautiful)をスローガンに自分を戒め・律する指導をしています。単純でも、実に深い意味がある言葉です。皆さんも、この言葉を噛み締めながら業務に励んでください。
最後に、「自分をここまで育ててくれた、ご両親・先生・先輩・友人たちへの感謝の気持ちと恩返しの機会を見つける」こと。人間一人では成長できません、ご両親をはじめ周囲の人々に育てられたのです。人と人との絆・関係を大切にして人を愛することは、当社のビジネスにも通じることです。
皆さんの大いなる飛翔を期待しています。