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春まつり記念は新規搬入車75%

  • セリ開始前には熊谷剛事務局長が運営説明を行った セリ開始前には熊谷剛事務局長が運営説明を行った
  • ヤードには良質な小売りダマが多数並ぶ ヤードには良質な小売りダマが多数並ぶ

31日は10時セリスタートに繰り上げ

 NAA福岡(福岡県久山町・長谷川靖則社長)は3月10日、「春まつり記念オートオークション(AA)」を開催した。当日は新規搬入率が75%に上るなど、ディーラー出品の良質下取り・買い取り車中心の出品が国内小売り、輸出バイヤーとも底堅い応札を引き出した。同会場では、3月を「お客様感謝月間」とし、3月5開催の盛り上げを図る。

 同会場の2015年1~3月実績は、1開催あたり概ね450台規模、成約率は80%水準を安定確保している。ディーラー出品で尚且つ初出品が常時70%以上集まることから、バイヤーの活発な応札で、セリは盛り上がる。

 宮田義裕副社長は「例年は1月に底を打つイメージだが、今年は12月には底打ち感があり、1月は年始早々から立ち上がりが早いイメージだった。各種施策も奏功し、堅調な推移を見せている。自会場の特徴でもある、小回りの利く営業、きめ細かい対応により、点を線で結ぶような対応に努め、場内はもちろん、外部落札の実績も高めていきたい」と話す。

 3月のお客様感謝月間では、毎回1台以上落札賞や皆勤賞などを設け、「売り」「買い」の活性化につなげる。また、31日の年度最終AAでは、セリスタート時間を10時に繰り上げ、会員支援につなげる考え。

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