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「TM塾キックオフミーティング」を開催

 TMコーポレーション(室谷眞一社長)は9月16日、ホテル金沢(石川県金沢市)で「TM塾キックオフミーティング」を開催した。同社の推進するTM事業とは、24時間365日営業のトータルカーサービス店の運営を通じて、従来型の経営スタイルとの違いを明確化させた、縮小する自動車補修市場にあって、企業の勝ち残りを目指す事業。

 生命保険を中心に据え、車販から車検点検、鈑金塗装、レンタカー&カーリース、ロードサービスに至るまで、アフターマーケット全体に対しサービスを提供することで、顧客を掌握し同業他社との差別化を図る。

 24時間365日営業は、2交代制に就業規則を変更して、コンプライアンスを遵守する。シフト勤務で、休日をしっかり取ることができるため、肉体的負担はそれほど高くならないものの、少人数での業務となり、全ての時間で全サービスメニューに対応しなければならないため、多能スタッフが求められる。そこで設立されたのが、TMコーポレーション事業の準備展開プログラムにあたるTM塾。

 同制度では多能スタッフを育成するため、品質基準の均質化を図るために規格化されたボディ修正装置や三次元測定器新素材に対応するスポット溶接機の使い方、オリジナル塗料「TMウォーターベース」の特徴や使用方法、Web管理システムによる工程管理方法など、技術や設備を中心とした研修と、CS教育研修やフォローアップ教育研修などの顧客対応を中心とした研修を実施する。

 キックオフミーティングの場で、「アフターマーケット業界に於けるTMコーポレーションの位置づけと将来性」をテーマに講演した室谷社長は参加メンバーに対し、「人材育成なくして我々の業界の今後はない。そこで、いきなりTM事業を展開させるのではなく、まずは人材育成の場としてTM塾からスタートさせた。TM塾を通じて24時間365日の運営ノウハウを学んでもらい、経営者だけではなく社員が一緒になってスタートできるようになってもらいたい」と檄を飛ばした。

 現在は8社が参加しているTM塾。今後はさらなる塾生の確保を目指し、TM事業の賛同者を輩出、ネットワーク化することで、今後の自動車業界の発展に寄与したい考え。

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