日本カーズ・コム（大堀健二社長、大阪市鶴見区）は６月４日、大阪市中央区の道頓堀ホテルで「買取テン会合」を開いた。加盟店関係者ら２５人が一堂に会し、事例紹介やロープレ講習を通じて情報共有を図った。買取テン本部からは新たな仕組みなどについて発表が行われ、加盟店関係者は熱心に聞き入った。

　豊田昭博会長は冒頭の挨拶で、自社（ひまわりコーポレーション、大阪市鶴見区）の事例などを踏まえて「まずは良い会社としてユーザーに認識してもらうことが大切。自社の理念や経営姿勢を理解・納得してもらえば、販売しやすくなる。また、会社の目的も明確になり、こうした考えは従業員の採用時にも活用できる」と話した。

　大堀社長は査定成約率を上げるための取り組みや「クイック＆スマート査定」の手法などを説明した。商談マニュアルをもとにロープレ講習を行うなど、理解度を高める内容で加盟店関係者の関心を集めた。
　
　会合では、アクトジャパンの榎本理恵社長らによる最新事例紹介が行われ、収益力の高い中古車リースの導入事例などについて具体例から学んだ。本部からはＤＭや管理ツールの活用方法について説明が行われた。