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NEXCO中日本/E‐MAC技術研修センターを開設!故障を発生させ修理を体験することでメンテナンススキルを向上

  • NEXCO中日本のE‐MAC技術研修センター NEXCO中日本のE‐MAC技術研修センター
  • E‐MACのロゴ E‐MACのロゴ
  • 高速道路のトンネルを再現 高速道路のトンネルを再現
  • 1階、2階の吹き抜け部分 1階、2階の吹き抜け部分
 中日本高速道路(本社:愛知県名古屋市・金子剛一社長)の関連会社である中日本ハイウェイ・エンジニアリング名古屋は、「E‐MAC(イーマック)技術研修センター」を5月29日に開設する。

 同センターは2011年11月に構想を立ち上げ、高速道路のメンテナンススキル向上を目指した施設で、電気、機械、建築、通信、土木のアルファベットから名付けられた。
Electricity(電気)
Machine(機械)
Architecture(建築)
Communicatioin(通信)
Civil Engineering(土木)

近年は高速道路の施設・設備が信頼性の高いものが増えたため、実際に修理する機会が減少。結果として修理スキルを向上させるチャンスが減っているのが現状。

 また、2012年12月には中央自動車道 笹子トンネルで天井板崩落という、死者9名を数えるほどの大事故が発生した。問題は天井板構造にあったものの、高速道路の点検体制や能力も問われる事態となった。

 E‐MACは「安全文化を身に付ける」「技術向上」「技術伝承」の3つを柱に研修を行っていく施設で、何が危険なのか予測すること(気づき)にも重きを置いている。
施設の中は高速道路を再現。
2階建ての施設は、およそ2/3ほどが吹き抜けになっており、高速道路のトンネル、足場、橋梁など、トンネル設備の点検や修理、落下物除去のためにシミュレーションが行える構造だ。
トンネル設備も、最新のランプや消火栓だけでなく、故障する可能性が高いランプや旧型消化栓なども設置し、高速道路で起こり得る自体に対応する経験を積んでいく。

 また、施設の一部のコンクリート塀には、内部に空間などが作られており、打音検査でエラーを見つける訓練ができるようになっている。これは、トイレのタイル、足場なども同様に作られている。

 そのほか、高所で足場を組まずとも点検できるよう、ロープアクセスができる人材を育てているため、訓練用の施設や、電柱に上る訓練用の施設なども用意されている。
訓練のために実際の高速道路を使うことは難しく、橋梁の裏側点検など一般道を利用しての訓練は基本的に行われない。それが、ここでは何度も訓練を繰り返すことができ、高速道路のメンテナンス作業を深く学べる。

 E‐MACは、中日本ハイウェイ・エンジニアリングのスタッフの訓練がある程度進んだ段階で、要望があればNEXCO東日本、NEXCO西日本などへの貸し出しも視野に入れている。

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