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たこフェリー、11月15日を最後に航路休止 高速道路無料化により乗船客が大幅に減少

 明石淡路フェリーは10月15日、兵庫県明石市と淡路島を結ぶフェリー航路を、11月15日の運行を最後に休止すると発表した。

 同航路は、もともと「明石フェリー」として1954年に開設。1998年に明石海峡大橋が開通したことで乗船客数が減少、航路廃止が危ぶまれたが、ドライバーや地元住民らの存続の願いが通じ、造船・海運業のツネイシホールディングス(広島県福山市)や明石市などが出資する第3セクター方式で運営を継続。明石~淡路島(岩屋)間を約20分で結び、ドライバーはもとより、通勤や通学のために徒歩や自転車で乗船する客の足として重要な役割を担い、「たこフェリー」の愛称で親しまれている。乗船客の利便性を図るため、1日60便前後の充実したダイヤで運航する一方、タコのキャラクター商品の販売による付帯収入の拡大や、いわゆる「ゆるキャラ」行事への参加を通じ、たこフェリーを積極
的にPRするなど、意欲的な経営で利用者を獲得してきた。

 しかし、昨年4月からスタートした高速料金の大幅割引により、自動車航送客(車+ドライバー)が激減し経営状況が大幅に悪化。今春まで3隻あったフェリーのうち2隻を相次いで売却して減便し、1隻のみで営業を続けてきたが、高速道路の割引施策がどうなるか先行きが不透明な状況下で、これ以上の航路存続は困難と判断した。

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